国産よりも日本サイズ? ドイツ製小型EVをヤマト便テストか 宅配業界にもEVの波!?
市街地や住宅地、高速道路で見かけない日はないヤマト運輸の集配車。軽から大型貨物まで5万台以上にもなるヤマト運輸の車両ですが、そのほとんどが国産車主体でした。しかし輸入電気自動車(EV)をベースとしたクロネコマークの集配車を町で見かける日が訪れるかもしれません。
全国5万台以上のヤマト運輸の集配者は国産車が主体
市街地や住宅地、高速道路で見かけない日はないヤマト運輸の集配車。軽から大型貨物まで5万台以上にもなるヤマト運輸の車両ですが、ベースとなる車はトヨタ「ダイナ」、トヨタ「クイックデリバリー」、日野「デュトロ」、三菱「ミニキャブ」、ダイハツ「ハイゼット」など、国産車が主体でした。
しかしヤマト運輸史上初? の輸入電気自動車(EV)をベースとしたクロネコマークの集配車を町で見かける日が訪れるかもしれません。
見慣れない顔、初めて見るエンブレム、でも荷台にはおなじみの「クール宅急便」
ユーザー車検の下見もあって先日、横浜陸運局(神奈川運輸支局)に出掛けたところ、駐車場にヤマト運輸のトラックが3台停まっていました。
ん? なんか小さい。しかも3台並んで仮ナンバー。見慣れない顔つき…、一体どこの車なのでしょう?
横浜陸運局の関係者も「初めて見ますねえ」と不思議そう。荷台は完全にクール宅急便の仕様になっています。ドライバーの名札入れもあり、ヤマト運輸社内の車両番号もしっかり入っています。貨物室のドアは横と後ろ2か所についており、後部ドアは観音開きとワンボックスと同様のタイプの2種類。よく見ると、ガソリンタンクらしきものはなく、「200V専用」と印刷されたシールが貼られた充電口がありました。どうやら純EVのようです。