レクサス新「“4人乗り”スポーツカー」がスゴイ! 白&茶の斬新「雪解け」内装×迫力ウィング採用! LC500シリーズのピナクル何が違う?
2025年8月4日に、レクサスから「LC500h」「LC500」「LC500 コンバーチブル」の一部改良モデルが発表されました。同時にLC500及びLC500 コンバーチブルeに特別仕様車の「PINNACLE(ピナクル)」が設定されました。どのような仕様になっているのでしょうか。
LCのピナクル何が違う?
2025年8月4日、レクサスは「LC500h」「LC500」「LC500 コンバーチブル」の一部改良モデルを発表するとともに、LC500およびLC500 コンバーチブルに特別仕様車「PINNACLE(ピナクル)」を設定しました。
「LC」は、2012年のデトロイトモーターショーに出展されたコンセプトモデル「LF-LC」を原点とし、2017年に市販化されたフラッグシップクーペです。
このモデルは、FRプラットフォーム「GA-L」を新開発し、低重心化や前後重量配分の最適化、高剛性ボディなどにより、走行性能とデザイン性を両立させています。

2020年には電動格納式ソフトトップを備えたコンバーチブルモデルを追加し、ラインアップが拡充されました。
ボディサイズは全長4770mm×全幅1920mm×全高1345から1350mmで、ホイールベースは2870mm。乗車定員は共に4名です。
エクステリアはスピンドルグリルや張り出したフェンダーが特徴で、インテリアは匠の技を取り入れた上質な仕上がりとなっています。
また、パワートレインには5.0リッターV型8気筒エンジンと、3.5リッターV型6気筒エンジン+モーターのマルチステージハイブリッドが設定され、駆動方式はいずれもFRです。
そして、先進安全装備は「レクサスセーフティシステム+」が採用され、「プリクラッシュセーフティ」などの予防安全機能を備えます。
なお、グレードは「Sパッケージ」と「Lパッケージ」が設定されています。
さらに、今回の一部改良では、ドアストライカーの構造変更によって車体剛性を高め、操縦安定性とステアリング操作への応答性が向上しました。
これにより、ドライバーの意図に忠実でリニアな走行フィーリングが追求されました。
この改良にあわせて設定された特別仕様車のピナクルとはどのようなものなのでしょうか。
LC500ピナクルでは「より鋭く意のままに走る楽しさ」を、LC500コンバーチブルピナクルでは「より優雅で心地よい走り」がテーマとされています。
両モデルに共通する装備として、一体成型フロントバンパーカナードや専用固定式CFRPリアウイング、高精度チューニングエンジン、特別組付けLSD、ブラックスパッタリング塗装の21インチ鍛造アルミホイールなどが採用されました。
また、LC500 ピナクルでは、リアアルミ中空サスペンションメンバーを搭載し、グリップ力を有効に活用できる構造となっています。
さらに、DRSとの親和性を高め、安定性と軽快さの両立が図られました。
そして、LC500 コンバーチブルピナクルでは、専用固定式リアウイングが採用され、オープン時の乗り心地や直進・操縦安定性を向上させています。
他にも両車ともに専用チューニングを施し、部品ごとの寸法精度の作り込みや手作業による最終調整がなされています。
エクステリアはブラックで統一されたパーツ構成と専用ボディカラーが特徴です。
LC500 ピナクルは銀灰色の「朧銀」にマットクリア塗装が施され、防汚性に配慮した特殊表面処理が採用されています。
一方でLC500 コンバーチブルピナクルはライトソリッドグレー基調の「ニュートリノグレー」を専用カラーとし、ブラウンシルバーのソフトトップを組み合わせています。
また、インテリアは雪解けの情景をモチーフに、LC500 ピナクルではブラック&ホワイト、LC500 コンバーチブルピナクルではサドルタン&ホワイトの専用カラーが設定されています。
助手席インストルメントパネルの専用刺繍、特別仕様スカッフプレート、センターコンソールの専用プレートなどが備えられています。
販売は各100台限定で、50台はオーナー向け先行抽選、残りの50台が一般抽選販売されました。
なお、ピナクルの販売価格(消費税込)はLC500、LC500 コンバーチブルともに1780万円です。
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今回の一部改良では、ドアストライカーの構造変更による剛性向上と、走行性能の精度向上が実施されました。
また、ピナクルは、内外装の専用仕様と空力性能の向上、さらに精密なエンジン・シャシーチューニングにより、LC500とLC500 コンバーチブルの個性を際立たせることが期待されています。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

























































































