マツダ新型「流麗セダン」実車初公開! 「クーペスタイル×ハッチバック風」の斬新フォルムに「カッコいい!」「登場うれしい」と反響も! 新型「シックス・イー」英国仕様とは!
英国マツダは、「カーフェスト2025」にて新型「マツダ6e(シックス・イー)」の実車を初公開しました。セダンタイプのBEVとして投入予定の同車について、どのような反響があったのでしょうか。
「クーペスタイル×ハッチバック風」の斬新フォルム採用!
マツダの英国法人は、2025年8月22日から24日に開催された「カーフェスト2025」にて、新型BEV(電気自動車)セダン「マツダ6e(シックス・イー)」を同市場で初公開しました。
このイベントは、著名なプレゼンターであるクリス・エヴァンス氏によって創設されたもので、単なる自動車の祭典ではなく、英国の子供向け慈善団体への資金調達という目的を持つ催しです。
特別な舞台で初公開された新型マツダ6eは、2025年1月のブリュッセルモーターショーで世界初公開されて以来、革新的なデザインと性能で注目を集めてきました。

英国市場への本格的な導入は2026年に予定されており、今回のカーフェストでの展示は、発売を心待ちにする現地のファンにとって、実車の魅力にいち早く触れることのできる貴重な機会となったようです。
新型マツダ6eは、「Electrifying Design Crafted to Perfection(完璧を追求して作られた、心揺さぶるデザイン)」というコンセプトを掲げ、マツダのデザイン哲学「魂動」を新たな次元へと昇華させました。
エクステリアは、生命感あふれる流麗なラインと大胆な造形が融合し、力強く洗練された独特の存在感を放ちます。
また、低いルーフラインが美しいクーペシルエットを描きながらも、実用性の高い5ドアハッチバックの機能性を両立させている点が特徴。さらに、フレームレスドアやボディと一体化したドアハンドルが、シームレスで極めてモダンな外観を際立たせています。
フロントフェイスでは、新しいシグネチャーウィングライトが輝きを放ち、充電中にはまるで羽ばたくかのように点滅して充電状態を知らせるという、遊び心あふれるユニークな機能も搭載されました。
インテリアに目を向けると、日本の伝統的な空間美の概念である「間(ま)」から着想を得た、上質で心地よい空間が広がっています。
頭上の大きなパノラマルーフが車内に豊かな自然光を取り込み、開放的な雰囲気を演出。宙に浮いているかのようなデザインのフローティングセンターコンソールが、未来的でクリーンな印象を与えます。
コックピットはドライバー中心に設計されており、14.6インチの大型タッチスクリーンやARヘッドアップディスプレイなどが、直感的で先進的な運転体験を提供します。
実用面も抜かりなく、330リットルの荷室容量に加え、エンジンルームがあった場所には70リッターのフロントトランクも確保されました。
欧州仕様では2つのパワーユニットが発表されており、いずれもスポーティな後輪駆動レイアウトを採用。68.8kWhのバッテリーを搭載するモデルは最高出力258PSを発揮し、最大航続距離は約483km、80kWhの大容量バッテリーを搭載する長距離仕様は、最高出力244PSで、航続距離を最大約555kmまで伸ばします。
英国で販売される際の最終的な仕様は明らかになっていませんが、現地の道路環境やドライバーの好みに合わせ、サスペンションやパワーステアリングに特別なチューニングが施されるとのことです。
マツダUKのマネージングディレクターであるジェレミー・トムソン氏は、新型マツダ6eは「英国が待ち望んでいたクルマ」であり、マツダならではの優れたデザイン、先進技術、そして純粋な運転の楽しさをBEVの世界にもたらすモデルになると、大きな期待を寄せています。
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そんな新型マツダ6eについては日本のユーザーも注目しており、ネット上ではさまざまな反響が寄せられました。
「かっこいいなー」「エクステリアのデザインがいいですね」「スッキリしていて良い」「国産らしからぬ色気がある」など、デザインに注目する声があがっています。
さらに、「セダン、ワゴン派の自分としてはうれしい」「やっぱりクルマは高級セダンなんだよなあ」と、セダンタイプの新型車の登場を歓迎する意見もありました。
一方で、「EVはまだ結構です」「マツダはガソリン車を出してよ」など、電気自動車ではなくガソリン車を求める声も根強く残っているようです。
Writer: くるまのニュース編集部
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