街でよく見る最新「高級ミニバン」なぜ人気? なかには「1000万円超え」仕様もあるのに“指名買い”する人も! 「残クレ」で話題の大人気トヨタモデル! 「アルファード」を選ぶ“納得の理由”とは?

街中で見かけることも多いトヨタ「アルファード」。国内のミニバン市場のなかで圧倒的な人気や知名度、高いリセール価値を維持しています。その人気の理由はどこにあるのでしょうか。

残クレが話題の「高級ミニバン」人気の理由とは?

 トヨタ「アルファード」は、510万円から1065万円(消費税込、2025年8月時点)という高額で販売されています。

 しかしその価格帯にもかかわらず、街中で目にする機会が非常に多いモデルです。

 最近では、残価設定型クレジット(残クレ)でアルファードを購入する家族をテーマにした楽曲がYouTubeに公開され、注目を集めています。

 実際に、日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」によると、2025年7月の販売台数は8206台に達し、アルファードは第5位にランクインするほどの人気を誇っています。

 高級車でありながら、これほど売れている背景にはどのような理由があるのでしょうか。

「残クレ」で話題の大人気モデル! 選びたくなる“納得の理由”とは?
「残クレ」で話題の大人気モデル! 選びたくなる“納得の理由”とは?

 アルファードは2002年の登場以来、高級ミニバン市場を牽引し続け、安定した人気を誇っています。

 ハイブリッド車は初代から用意されており、2003年には早くも投入されました。

 現行の4代目アルファードは2023年にフルモデルチェンジを実施。

 さらに2025年1月にはガソリン車・ハイブリッド車の一部改良が行われ、8人乗り仕様の最廉価グレード「X(ハイブリッド車)」が追加されています。

 アルファードが支持される大きな理由の一つが「資産価値の高さ」です。

 新車購入時には、将来の下取りや買取りの際に高値が期待できるため、リセールバリューを重視して人気車種や上位グレード、さらには装備やボディカラーを選ぶ人が少なくありません。

 実際に中古車市場を確認すると、現行型(2023年以降)は新車価格と大きな差がなく、500万円台後半から取引されているケースが多く見られます。

 とくにモデリスタのエアロパーツやムーンルーフ(サンルーフ)を装着した車両、あるいは最上級グレード「Executive Lounge」は人気が高く、なかには1000万円超の価格がつけられた中古車も存在します。

 もちろん資産価値だけでなく、トヨタならではのハイブリッドシステムも人気を支える要因です。

 ハイブリッド車は燃費性能や静粛性、モーターアシストによる滑らかな加速が魅力。

 ガソリン車に比べ導入コストは高いものの、燃料代の節約や高いリセールバリューが見込める点は大きなメリットです。

 アルファードには2.5リッターガソリンエンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドといった多彩なパワートレインが設定されています。

 最も安いモデルは「X(ハイブリッド車・2WD)」で510万円。

 これは、ガソリン車の最廉価グレード「Z(2WD・555万円)」よりも手の届きやすい価格です。

 一方、競合する日産のLサイズミニバン「エルグランド」はガソリンエンジンのみで、ハイブリッド車の設定はありません。

 この点もアルファードの強みといえるでしょう。

 さらに、存在感あふれるエクステリアと上質なインテリアも魅力です。

 外観は大型フロントグリルと力強いボディ造形が特徴で、ひと目で高級感を演出します。内装は操作性や快適性に配慮し、振動や騒音の低減にも力を入れています。

 最上級の「Executive Lounge」では、2列目シートにプレミアムナッパ本革を採用。

 前後480mmの電動ロングスライド機構や電動オットマン、さらにはリフレッシュシート機能を標準装備しており、贅沢な移動空間を提供します。

 こうした数々の魅力により、アルファードは国産高級ミニバンの中で圧倒的な人気と知名度、そしてステータスを維持しているのです。

 ほか、アルファードには、車両本体価格の一部を残価として設定し、残りを月々の分割払いとする「残価設定型プラン」が用意されています。

 契約満了時には残価を支払ってそのまま乗り続けるか、車両を返却するか、新車へ乗り換えるかを選択可能です。

 従来の自動車ローンに加え、こうした毎月の負担を軽減できる仕組みも整えられているのも、人気を後押しする要素といえるでしょう。

【画像】超カッコイイ! これが“一番安い”最新「アルファード」です!(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 山城颯太

理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー