ボルボが新型「EX30“クロスカントリー”」日本初公開! 「EX30」シリーズは5つのバリエーションに拡大へ
2025年8月21日、ボルボ・カー・ジャパンはコンパクトSUV「EX30」のモデルレンジを大幅に拡大するとともに、クロスカントリーモデルの新型「EX30クロスカントリー」を追加しました。
全ボルボ車のなかで最も安いエントリーグレードも新設定
ボルボ・カー・ジャパンは2025年8月21日、コンパクトSUV「EX30」のモデルレンジを大幅に拡大しました。
また新たなバリエーションとして、新型「EX30 Cross Country Ultra Twin Motor Performance(以下、新型EX30クロスカントリー)」を設定しました。
EX30シリーズの都市部での快適な走行性能や機能性をそのままに、1997年の「V70XC」以来続くボルボ“Cross Country”シリーズの伝統を引き継ぐ、アウトドアシーンでの活躍にも最適なモデルです。

EX30は、都市での快適な走行性能や機能性を備えたEV(電気自動車)のコンパクトSUVです。
標準的な機械式立体駐車場に対応し、日本の交通事情にフィットするコンパクトなサイズ感、シンプルでスタイリッシュなスカンジナビアンデザイン、サステナビリティの追求、そして最先端のテクノロジーとボルボ車に期待される安全性のすべてが凝縮されたモデルです。
ボディサイズは、全長4235mm×全幅1835mm×全高1550mmで、ボルボ車ラインナップでもっともコンパクトなサイズに収まります。
日本では、2023年にシングルモーターの最上位グレードである「EX30 Ultra Single Motor Extended Range」が導入され、これまでに約2500台を販売し、ボルボにおける電動化を牽引してきました。
今回の新型EX30クロスカントリー導入とあわせ、幅広い価格帯、パワートレインやグレード、スタイルの異なる全5モデルのラインナップへと拡大し、これまで以上に多様なライフスタイルやニーズに対応します。
まずエントリーグレードとして新たに追加されたのが、「EX30 Plus Single Motor」です。
LFPバッテリー(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)を採用し、一充電走行距離390km(WLTCモード)の航続距離と、0-100km/h 加速5.7 秒の十分な加速性能を確保。
さらに最先端の安全・運転支援機能やGoogle搭載のインフォテインメントシステム、そしてharman/kardon(ハーマンカードン)のハイエンドなサウンドシステムなども標準装備しています。
価格は479万円(消費税込み、以下同)です。
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ボルボ・カー・ジャパン 不動 奈緒美 代表取締役社長は、同日行われた発表イベントで次のように話します。
「ラインナップの拡充で、より最適なEX30を選択していただけることになります。
なかでも、今からEV生活をスタートしようとお考えの方には、ぜひこのエントリーモデルをオススメします」
また不動社長は、現在国内で販売されるボルボ車の中で、PHEV(プラグインハイブリッド車)やHEV(ハイブリッド車)も含め最も廉価な設定でありながら、ボルボが誇る先進的な安全装備については一切他モデルと変わることはないこともあわせて強調しました。
一方、ハイパフォーマンスモデルとして、AWD(全輪駆動)の「EX30 Ultra Twin Motor Performance」も追加されました。
前後に搭載したモーターが、合計で最大出力315kW(428ps)・最大トルク543Nmを発揮し、0-100km/h加速ではボルボ史上最速となる3.6秒を実現しています。価格は629万円です。





























































































