クルマの空調は「内気」か「外気」どっちが良い? 「使い分けがわからない」 運転中の眠気は「空調」設定のせい?リスクと対策とは
クルマの空調は「内気循環」と「外気導入」のどちらが正解なのでしょうか。JAFの公式SNSでの投稿が注目されています。漫然と内気循環を使い続けると車内の二酸化炭素濃度が急上昇し、眠気や疲労の原因になることがテストで判明しました。適切な使い分けについて解説します。
「内気循環」にするか「外気導入」にするか…どっちが良いの?
ドライブ中にエアコンを使用する際、空調の設定を「内気循環」にするか「外気導入」にするか迷うことはないでしょうか。
度々、ユーザーからは「内気と外気の使い分けがわからない」などの声を聞きます。
そんななか、JAF(日本自動車連盟)がSNSで公開した、空調設定に関する検証結果に対し、ユーザーから反響が寄せられています。
車内の空気環境は運転の安全性にも直結する重要な要素です。JAFのユーザーテストの結果と、集まったユーザーの声を元に、解説します。
JAFが行ったテストによると、車内の二酸化炭素(CO2)濃度は、空調の設定によって大きな差が生じることが明らかになっています。
テストは2台の車両を用意し、それぞれ「内気循環」と「外気導入」に固定して、高速道路、郊外・山道、市街地を走行するという条件で実施されました。
その結果、最も顕著な差が出たのは市街地での走行時です。
外気導入で走行した車両のCO2濃度は常に1,000ppm前後で推移していたのに対し、内気循環の車両は最大で6,770ppmに達しました。
これは外気導入時の約5.5倍にあたる数値です。高速道路や郊外においても、内気循環では4,000ppmを超える高い数値が記録されています。

東北大学大学院の専門家によると、CO2濃度が3,000ppmを超えると、疲労感の増加や注意力の低下、さらには眠気や頭痛を訴える人が増加するとされています。
実際にSNS上でも、「内気で走っていると徐々に意識に靄がかかるような感じがする」「うっかり内気のまま走っていると眠気が出る」といった実体験に基づく声が散見されました。
基本的には「外気導入」が推奨される結果となりましたが、ドライバーには内気循環を選びたくなる事情もあります。
特に多いのが、花粉や外のにおいに関する懸念です。






















