トヨタ「新スポーツSUV」発売! 豪華な本革ハンドル&シフト×シンプル装備が魅力的! 70万円安い「クラウンスポーツ G」どんなモデル?

トヨタ「クラウンスポーツ」の新グレードとして「G」が設定されました。一部の装備を簡素化してお求めやすい価格設定としたグレードですが、どのような特徴があるのでしょうか。

豪華な本革ハンドル&シフト×シンプル装備が魅力的!

 トヨタ「クラウンスポーツ」の一部改良モデルが2025年7月30日に発売されました。

「クラウン」といえばセダンのイメージが強いかもしれませんが、現行モデル(16代目)はセダンに加えて、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」といったSUVが登場しています。

 なかでも注目されるのは、2023年に登場したスポーツSUVのクラウンスポーツです。

新登場! 最安モデルの気になる仕様とは?
新登場! 最安モデルの気になる仕様とは?

 エクステリアは大きく張り出した迫力あるリアフェンダーに美しい曲線を組み合わせ、躍動感を感じさせるデザインが魅力です。

 インテリアは運転に集中できる、包まれ感のあるコックピットを中心に、どのシートでもくつろげる上質な空間となっています。

 ラインナップは、上質な走りが楽しめるHEV(ハイブリッド)の「Z」、スポーティさを高めたPHEV(プラグインハイブリッド)の「RS」、そして今回新グレードとしてHEVの「G」が追加されました。

 Gは3モデルの中では一番安く、お求めやすい価格に設定されています。

 エクステリアは基本的にZを踏襲していますが、Gはマニュアルレベリング機能が付いたBi-Beam LEDヘッドランプ・おむかえ照明が付いたLEDクリアランスランプ/LEDデイライト・LEDフロントターンランプ・ヘッドランプクリーナーを備え、するどい眼差しを添えています。

 リアはスポーティな印象を高める4眼のLEDリアコンビネーションランプが採用され、両サイドを低く設計することで低重心のあるデザインになり、よりスポーティさが感じられます。

 足元には、Zと同様のグロスブラック塗装が施された21インチアルミホイールにクラウンのセンターオーナメントを装着。

 タイヤは接地性の高い幅広タイヤが採用され、意のままの取り回しが体感できます。

 ボディカラーはモノトーン6色と、ルーフをブラックに塗装したツートーンカラー5色の全11色が用意されました。

 インテリアは、ファブリック合皮シートのほか、上級グレードと同様に、本革ステアリングや本革シフトノブが備わり、上質な雰囲気が高められています。

 運転席には除電スタビライジングプラスシートが採用されており、運転席の前方部分に除電機能付き表皮を設定しており、タイヤ周りの帯電を低減します。

 そのおかげで安定した車両挙動が可能となり、疲れにくいドライビングが楽しめます。

 自動防眩インナーミラーや12.3インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)も完備される一方で、助手席肩口のパワーシートスイッチが省略されるなど、一部で簡素化されているのがGの特徴です。

 Gの走りを支えるHEVは2.5リッターハイブリッドシステムで、高出力のバイポーラ型ニッケル水素電池が使われています。

 DRS(Dynamic Rear Steering)も採用され、後輪の向きと前輪の向きを同じ向きや逆向きに調整することで、シームレスかつ自然なハンドリングを可能にします。

 安全面では「Toyota Safety Sense」を備えており、12の先進機能でドライバーの安全運転をサポートしつつ、2種類のセンサーで認識機能も高められており、走りを楽しみながら安全性も両立しました。

※ ※ ※

 クラウンスポーツ Gの価格(消費税込)は520万円。HEVの上級モデルであるZの590万円よりも70万円の安い価格設定となっています。

 上質なクラウンらしさはそのままに、高効率なハイブリッドシステムを搭載したGは、走りを楽しめる一台となっています。

【画像】超カッコいい! これが一番“安い”「クラウンSUV」です!(30枚以上)

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Writer: 奥彩花

京都府生まれ。車関係のライティングは学生時代から続けており、車に詳しくない方にも分かりやすく興味をもってもらえるような内容を心がけている。

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