ホンダ新「ハッチバック」がスゴイ! 全長4.5m“ちょうどいいサイズ”&最も低燃費な「リッター24キロ以上」を記録! “ブラック仕様”の外装×高級感ある内装もイイ! 耐久性アップの「シビック」最高級モデルとは?

ホンダは「シビック」の一部改良と価格改定を発表しました。なかでも最上級グレードである「e:HEV EX」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

最高級モデルの仕様とは?

 ホンダは2025年7月17日、「シビック」の一部改良モデルを発表しました。

 主にハイブリッドモデルの「e:HEV LX」「e:HEV EX」グレードと、ガソリンモデルの「LX」「EX」グレードがアップデートされ、2025年10月2日に発売予定です。

 このシビックのなかで最も高価なモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

一部改良で最高級モデルも進化!気になる仕様とは?
一部改良で最高級モデルも進化!気になる仕様とは?

 シビックは1972年に誕生しました。

 当時、自動車メーカーにとって達成が困難とされたマスキー法をクリアし、業界に大きな影響を与えたことで知られています。

「CIVIC=市民の」という名の通り、軽量かつコンパクトな設計で多くの人々に愛されるクルマとなりました。

 しかし、コンパクトカー「フィット」の登場により需要が減少し、2010年8月31日に国内販売が終了。

 それでも、ホンダの執行役員である寺谷公良の「ホンダのイメージを変えたい」という強い思いから、2015年に「シビック タイプR」の国内販売を再開。

 2017年に発売された10代目シビックは新プラットフォームを採用し、走行性能を大幅に向上させ、ライバルに引けを取らない品質でかつての人気を取り戻しました。

 現行モデルは2021年に発売された11代目シビックで、5ドアハッチバックのみの展開です。

「乗る人すべてが爽快になること」をコンセプトに開発され、10代目のプラットフォームを改良し、ボディの捻り剛性を19%向上させました。

 これによりエンジンの振動が抑えられ、静粛性も大きく向上しています。

 そして今回、LX、EX、e:HEV LX、e:HEV EXの4グレードに一部改良が施され、外装塗料が「シビック RS」や「ZR-V」などに使用される新塗料に変更されました。

 この新塗料は、従来のアクリルメラミン素材から変更することで、ボディの艶感を高め、耐久性を1.5倍以上に向上させています。

 そんな進化を果たしたシビックのなかで、最も高価なグレードとして展開されているのがe:HEV EXグレードです。

 ボディサイズは全長4560mm×全幅1800mm×全高1415mm、ホイールベース2735mmと、今回改良のあった4グレードと同じサイズです。

 エクステリアにおけるe:HEV EXグレードの特徴として、ハニカムパターンやフロントアッパーグリル、ドアミラー、ドアモールディングがグロスブラック塗装となっている点や、夜間の右左折時に車両側方を照らすLEDアクティブコーナリングライトが標準装備されていることが挙げられます。

 また足元にはe:HEV専用のシャークグレーメタリック+マット切削の18インチアルミホイールを装備している点もポイントです。

 ボディカラーは、ボディカラーはプラチナホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、ソニックグレー・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、シーベッドブルー・パールの全5色が用意されています。

 インテリアには、運転席に8ウェイ、助手席に4ウェイのパワーシートが装備され、フィット感が高く快適なドライブを提供。

 また、BOSEプレミアムサウンドシステム、ワイヤレス充電器、Google搭載9インチHonda CONNECTなどの最先端技術が搭載されています。

 ほかにも、プライムスムースとウルトラスエードのコンビシートや、e:HEV EXのみに採用されているプラチナクロームメッキのステアリングロアーガーニッシュも、高級感を演出するアクセントとなっています。

 パワーユニットは、最高出力141ps、最大トルク182Nmの2リッター直列4気筒エンジンに、走行用モーターと発電用モーターの2つのモーターを備えたホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。

 トランスミッションは電気式無段変速機を組み合わせ、前輪を駆動します。

 これらによって燃費(WLTCモード)は、24.2km/Lとシビックで最も低燃費な数値を記録しているのも魅力の1つです。

 なお、e:HEV EXグレードの価格(消費税込み)は440万3300円と、価格改定により9万5700円の値上げとなっています。

【画像】「超カッコイイ!」 これが“一番高い”ホンダ新「ハッチバック」です!(21枚)

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Writer: 紫苑玲

栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。

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