「懐かしい…」と思ったら“おじさん”認定!? ディッシュホイールの人気が再燃! “いまはやりのホイール”を「オートメッセ in 愛知2025」ワークブースで発見
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場・愛知県常滑市)で2025年7月26日から27日にかけ行われたモーターイベント「オートメッセ in 愛知2025」のWORK(ワーク)ブースでは、さまざまなホイールやデモカーの展示などが行われました。
今“ディッシュホイール”がアツい! 現行車にもマッチする「LS ADAMAS」
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場・愛知県常滑市)で2025年7月26日から27日にかけ行われたモーターイベント「オートメッセ in 愛知2025」のWORK(ワーク)ブースでは、さまざまなホイールやデモカーの展示などが行われました。

ワークは1977年に創業した老舗ホイールメーカーです。現在では国内4カ所に工場を構えて、さまざまなホイールを展開しています。
今回の「オートメッセ in 愛知2025」では複数の展示車とともに、それらのホイールを展示しました。
その中でも目を引いていたのが、ディッシュホイールの「LS ADAMAS(エルエス・アダマス)」を履かせたトヨタ「クラウン」です。LS ADAMASは合計10種類以上のデザイン案を検討した末、誕生したそうです。
ブースのスタッフに話を聞くと「最近ではディッシュ系ホイールの人気が再燃しているので、その空気感も鑑み、手がけ始めました」と話します。それに合わせて重要だったというのが、マッチするクルマです。
重厚なイメージを与えるディッシュホイールだけに、スポーツカーに履かせてしまうとやぼったい装いになってしまうそうです。
しかし「クラウンであれば、スポーティさと肉厚さを兼ねそろえているため、違和感なくディッシュホイールを履きこなせるだろう」と考え、展示車を選択したとのことでした。
続けてブースのスタッフにLS ADAMASが特にマッチするクルマを聞いたところ、メルセデス・ベンツ「Gクラス」やトヨタ「ヴェルファイア」「ランドクルーザー」などを挙げていました。
名作ホイール「VS KF」がブラッシュアップされ「VS KF♯」へと進化!
また、最近特に販売が好調だというのが、レクサス「LC500」に装着された3ピースホイール「VS KF♯(ブイエス・ケーエフシャープ)」です。

VS KF♯は、ワークが以前展開していたホイール「VS KF」を、あらためて発展させたものです。
もともとVS KFはかなり人気があり、市場では中古ホイールも多く流通していたそうです。しかし、近年はブレーキキャリパーなどが大型化し、マッチしないクルマも増えてきたとのことでした。
今回のVS KF♯では、そういった時代の変化に合わせたブラッシュアップを実施し、デザイン面では当時のテイストを残したまま、高い実用性を確保したそうです。
VS KF♯は、デザインはもちろんのこと、高度な鋳造技術により、軽量でありながら高い強度を実現したホイールとあって、例えばドレスアップ系の60プリウスのユーザーからドリフト系のユーザーまで、幅広いドライバーから需要があるとのことでした。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

















