ホンダ新型「“4人乗り”2ドアクーペ」25年9月発売! 流麗フォルムに流行りの横一文字テールライト装着! すごいハイブリッド搭載の新型「プレリュード」どんなモデル?

ホンダ新型「プレリュード」が2025年9月に発売されることが発表されました。24年ぶりに復活する2ドアクーペですが、最新モデルはどのような進化を遂げて登場するのでしょうか。

流麗フォルムに流行りの横一文字テールライト装着!

 ホンダ「プレリュード」は、1978年登場の初代以来、80年代・90年代にわたって“スペシャリティカー”として若者を中心に絶大な支持を集めました。

 このほど、復活を果たす新型プレリュード(6代目)のティザーサイトがオープン。本格的な電動化時代でもホンダらしく操る喜びが追求され、目を惹くスタイリングをも含めて期待が高まります。

9月に発売されるホンダ新型「プレリュード」の詳細が公開に
9月に発売されるホンダ新型「プレリュード」の詳細が公開に

 歴代プレリュードは、スタイリッシュなスポーティカーであり、時にはデートカーとして重宝されてきました。

 アメリカのマスキー法をクリアすべく搭載された初代の「CVCC」エンジン、2代目の日本初となる4輪ABS、世界初の舵角応答式の4輪操舵システム「ホンダ4WS」を3代目に搭載するなど、ホンダが誇る最新技術が盛り込まれてきたモデルでもあります。

 先代の生産終了から24年が経ったいま、SUV全盛の時代にスペシャリティカーを出す意義が問われるなかで復活する新型プレリュードは、2025年9月に発売予定であることが明らかになりました。

 新型プレリュードのエクステリアは、大空を自由にどこまでも飛べるグライダーから発想し、クーペらしい流麗なフォルムをまとっています。

 シャープなフロントノーズを低く抑え、グライダーをイメージしたという左右のヘッドライトをつなぐスリットを含めた、ワイドな「U」字あるいは「V」字に見える顔つきが印象的です。

 後方に向かってルーフとピラーが美しい弧を描くリアビューも見どころ。横一文字のリアコンビランプや、社名のロゴは近年のトレンドに沿って、「H O N D A」のようにフォントの間を開けて配しています。その下には筆記体で「PRELUDE」の車名ロゴが用意されました。

 また、ティザーサイトでは、ホンダアクセスによる純正アクセサリーの前後スタイリングもチェックできます。

 フロントロアスカートやフロントグリルモールディング、テールゲートスポイラー、アルミホイール、専用エンブレムなど、スタイリッシュさと精悍さを際立たせるアイテムが設定されるようです。

 ボディカラーは、新色「ムーンリットホワイト・パール」をはじめ、「メテオロイドグレー」、「クリスタルブラック・パール」、「フレームレッド」の全4色を揃えています。

 インテリアは、最近のホンダらしくスマートで整理されたインパネをはじめ、水平基調のダッシュボードを採用。

 低く抑えつつも視界の良さをもたらす水平基調の視界、Dシェイプデザインのステアリングホイール、専用フルグラフィックメーターなどがスポーティ感のアップはもちろん、走りへの期待を高めてくれます。

 さらに、「ブルー×ホワイト」もしくは「ブルー×ブラック」の2トーンのインテリアカラーを設定し、アッパーとロア部を塗り分けることで、印象的なコントラストと質感の向上を果たしています。

 前者は、やわらかな陰影をもたらすホワイト表皮が特徴で、PRELUDEロゴの刺繍が施されるなど、スペシャリティカーにふさわしい細部へのこだわりを表現しました。

 新型プレリュードは「2+2」の4人乗りレイアウトを採用していますが、“大人2人”のための特別な時間をもたらす新時代スペシャリティカーと捉えることができます。

 そのため、運転席ファーストにはせず、助手席の快適性も重視。スポーツ走行にも対応するホールド性を高めた運転席に対して、助手席はほどよく包まれるような快適さが重視されています。

 公表されているボディサイズは、全長4520mm×全幅1880mm×全高1355mmで、ホイールベースは2605mm。典型的なワイド&ローのシルエットに、大径タイヤを履かせています。

 最適なホイールベースも含めて「新しいハイブリッドスポーツ」を標榜するのにふさわしい高い運動性能が与えられています。

 走りの面でのトピックスは、ホンダ自慢のエンジンを最大限に活かせるという「Honda S+ Shift(ホンダ・エスプラスシフト)」を搭載したハイブリッドシステム「e:HEV」をさらに進化させた点です。

 Honda S+ Shiftは、高効率を実現する2モーターハイブリッドシステムによる低燃費性能、大出力モーターによる爽快な走りを両立するe:HEVの特性を活かしつつ、ドライバーとクルマの一体感を高めることに寄与するとしています。

※ ※ ※

 最近のSUVブームをはじめ、ファミリーカーとして定番化しているミニバンやスーパーハイトワゴンなど、室内と荷室空間に余裕があるクルマが受けている中、新型プレリュードの挑戦がどう受け入れられるかは、ホンダと開発陣が最も気にしているのは間違いないでしょう。

【画像】超カッコいい! これが「新型プレリュード」です!(30枚以上)

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Writer: 塚田 勝弘

中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。

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