ダイハツの最新型「超コンパクト“軽”」公開! 全長3m以下ボディに「1~4人乗り」仕様用意! 組み換え可能な「前後対称モデル」ミーモ尼国に登場
インドネシアのモーターショーに、ダイハツの超個性的な軽EVコンセプト「ミーモ」が出展されました。可愛らしい見た目と斬新なアイデアで大きな話題を呼びましたが、市販化には至っていません。はたして、どのようなクルマなのでしょうか。
日本でも「欲しい」の声多数!
2025年7月23日から開催されたインドネシア国際オートショー。そのダイハツブースでは、公式カスタム車両である「アイラ・レトロフューチャー」と「グランマックス・タフト・ガイ」の2台が目玉として来場者の注目を集めました。
それらのモデルと並んで、ダイハツの未来を象徴する重要な一台として、BEV(電気自動車)のコンセプトカー「me:MO(ミーモ)」も出展されました。

ミーモは、2023年の「JAPAN MOBILITY SHOW」で世界初公開された、軽自動車規格のBEVコンセプトカーです。その核となるテーマは「クルマと人の関係の再定義」です。
ユーザーのライフステージの変化に合わせて、内外装のパーツを自在に交換・変更することで、一台のクルマがオーナーの人生に寄り添い、共に変化していくという、新しい所有の形を提案しています。
ボディサイズは、全長2955mm×全幅1475mm×全高1590mmと、軽自動車規格(全長3400mm以下)を大幅に下回る極めてコンパクトな設計です。
エクステリアは、丸みを帯びた箱型の可愛らしいデザインで、前後のバンパーやドアパネルといった外板部品がモジュール化され、相互に交換可能な構造になっています。
インテリアも同様にモジュール化されており、シートや内装パネルを再配置することで、1人乗りの広大な荷室仕様から最大4人乗りのファミリー仕様まで、自在にレイアウトを変更できます。
パワートレインはBEVであること以外、モーター出力や航続距離といった詳細なスペックは公表されていません。また、あくまでコンセプトカーであるため、価格は設定されておらず、どの国においても市販はされていません。
ミーモが日本で公開されると、SNSなどではそのデザインとコンセプトに対して「かわいい」「可愛すぎる」「欲しい」といった絶賛の声が爆発的に広がりました。さらに、「あんまり変わらずこのままの雰囲気で出るなら欲しい」など、市販化を熱望する意見が多数寄せられました。
今回、未来的なコンセプトカーであるミーモをインドネシアで披露したことで、ダイハツは東南アジア市場においても電動化を推進していくという、未来に向けた強い姿勢を示しました。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
















































