スズキ「“2階建て”軽バン!?」公開! 全長3.4mで「大人4人」“寝られる”「エブリイ」!? 電気も使えてめちゃ便利なオートワンキャンパー「給電くん」がスゴかった!
2025年7月26日から27日まで開催の「東京キャンピングカーショー2025」に、オートワンキャンパーはスズキ「エブリイ」をベースにしたキャンピングカーを出展しました。どのようなクルマなのでしょうか。
エンジンを止めた状態で「電気が使える」快適仕様!
2025年7月26日から27日にかけて、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催された「東京キャンピングカーショー2025」には、大小さまざまなキャンパー(キャンピングカー)が出展され、多くの来場者を集めました。

そんななかでも、比較的買いやすい価格で人気の軽キャンパー専門店「オートワンキャンパー」(神奈川県藤沢市)のブースでは、災害にも強く、万が一のときにも安心の充実の充電システムを搭載した「給電くん」なるモデルが展示され、注目されています。
給電くんのベースとなっているのはスズキの軽ワンボックス車「エブリイ」のバンモデルです。
走行充電システムに55Aのサブバッテリー、700Wインバーター、外部入出力100V電源コンセント、ソーラーパネルを標準装備。
走行中の充電に加えて停車中でもソーラーパネルで充電をすることができ、AC100Vコンセントから電化製品を使うことができるようになっているのが最大の特徴となっています。
そのためキャンピングカーとして使用するときはもちろん、万が一の災害など有事の際にも電気を使用することができるという点が「安心」に繋がる、というワケなのです。

もちろんキャンピングカーとして必須ともいえる就寝マットやテーブル、オーバーヘッドキャビネットの装着や、車両の断熱処理なども行ったうえで、200万4200円から(消費税込み、以下同)という低価格も魅力といえるでしょう。
なお、会場に展示されていた車両は、屋根上に収納式のテントを組み込んだ「給電くん ポップアップルーフ」で、これによって4人乗りで4人の就寝が可能(ポップアップルーフなしは2人就寝)となっていました。
そのほかオプションとして、FFヒーターやサイドオーニング、開閉式リアゲートウインドウ、給排水タンクセットなど、幅広いアイテムが用意されています。
さらに、ソーラーパネルを100Wのものにアップデート(標準は30W、ポップアップルーフ仕様は40W)や、サブバッテリーを70Aや100Aへ拡大、インバーターを1200Wや2000Wに変更など、ユーザーの使い方や予算に合わせて細かく仕様が変更できるようになっているのも魅力といえます。
これは、オートワンキャンパーのキャンピングカーが自社製造であることから、小回りの利く設定をすることが可能ということの表れでしょう。

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今回、東京キャンピングカーショー2025会場に展示されていた車両も、数多くのオプションが搭載されていながらも、キャンピングカーとしてはリーズナブルな403万8430円となっていました。
これからキャンピングカーの購入を検討している人にとっては、ありがたいポイントではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
































































































