マツダ「新型セダン」初公開へ! 超美麗「クーペボディ」の250馬力超え「パワフルモデル」! 豪華内装もイイ「マツダ・シックス・イー」英国で披露
マツダが新型セダン「マツダ6e」を、英国で開催される大規模イベント「カーフェスト2025」で一般向けに初公開すると発表しました。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
マツダの新型セダン「マツダ6e」登場へ
マツダの英国法人は2025年7月25日(現地時間)、新型BEVセダン「マツダ6e」を、8月22日から24日にかけてハンプシャー州のラバーストーク・パーク・ファームで開催される「カーフェスト2025」において、英国の一般初公開を行うと発表しました。

マツダはこのイベントで「スターフェスト」および「クラブ・カーフェスト」ステージのスポンサーを務めます。
カーフェストは、プレゼンターのクリス・エヴァンス氏によって創設されたユニークなイベントで、今年で14回目の開催となります。このイベントの主な目的は、英国の子供向け慈善団体のための資金調達であり、これまでに2700万ポンド以上を集めた実績があります。
マツダ6eは、2025年1月に開催されたブリュッセルモーターショーで世界初公開されました。
英国市場への導入は2026年の予定で、今回のカーフェストは発売に先駆けて実車に触れられる貴重な機会となります。
デザインコンセプトには「Electrifying Design Crafted to Perfection(完璧を追求して作られた、心揺さぶるデザイン)」を掲げ、マツダのデザイン哲学「魂動」の進化形を体現しています。
エクステリアは、流れるようなラインと大胆な特徴が、力強くも洗練された存在感を放ちます。低いルーフラインとショートデッキのクーペシルエットを持ちながら、5ドアハッチバックとしており機能性も両立しています。
最も特徴的なのは、フレームレスドアや一体型ドアハンドルがシームレスでモダンな外観となっていることです。
フロントでは、グリル周りの新しいシグネチャーウィングライトが輝き、充電中は羽ばたくように点滅し、充電状態を示すというユニークな機能を備えます。リアには新デザインのマツダレタリングが採用され、電子式可動リアスポイラーも装備されます。
インテリアは、日本の「間(ま)」という空間美の概念から着想を得ています。パノラマルーフが自然光をふんだんに取り込み、開放的な雰囲気を演出。フローティングセンターコンソールや14.6インチのタッチスクリーン、10.2インチのメーターセット、ARヘッドアップディスプレイなどが、先進的でドライバー中心のコックピットを構成します。
実用面では、容積330リッターの荷室に加え、前部には70リッターのフロントトランクも備えています。
欧州で発表されている仕様では、2種類のパワートレインが用意されます。いずれも後輪駆動レイアウトで最大トルクは320Nmです。
68.8kWhバッテリー搭載モデルは最高出力258PSを発生し、0-62mph加速は7.6秒、航続距離は最大300マイル(約483km)。一方、80kWhバッテリーを搭載する長距離仕様は、最高出力244PSで0-62mph加速は7.8秒、航続距離は最大345マイル(約555km)に達します。
英国での最終的な仕様はまだ明らかにされていませんが、サスペンションやパワーステアリングは英国の好みに合わせて調整されるとのことです。
マツダUKのマネージングディレクターであるジェレミー・トムソン氏は、「マツダ6eは、英国が待ち望んでいたクルマであり、マツダが素晴らしいデザイン、技術、スタイルをBEVにもたらすことができることを示すものです。マツダに期待される運転の楽しさを提供できる電気自動車になると確信しています」と述べています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。














































































