「すごい大事故…」 高速の分岐で「激突・横転」 NEXCOが「恐怖の衝突事故」映像投稿! 部品が散乱して大変なことに… たった“10秒”の大クラッシュ 原因は何だった?
NEXCO中日本 東京支社は公式SNSで、1本の動画を投稿しました。一体何があったのでしょうか。
分岐点に激突・大破 原因は?
NEXCO中日本 東京支社は2025年7月17日、公式SNSを更新。1本の動画を投稿しました。
一体何があったのでしょうか。

映像は夜の高速道路の分岐点を映したものです。3車線の本線には多数のクルマが走行しており、交通量が多い状態です。
分岐は出口なのかJCTなのか不明ですが2車線あり、ちょうど本線との境には看板と衝撃緩和のためのクッションドラムがあります。
さて、動画の開始後2秒で異変が現れます。
本線の第1走行車線を走っていたワゴンタイプの乗用車が、徐々に左の分岐側にずれていくと思いきや、なんとそのまま分岐点に衝突。
全くのノーブレーキで、本線のトラックと同じ速度のように見えることから、時速80kmほど出ていた可能性があります。
クッションドラムに正面衝突すると、ドラムに入っていた水が爆発したように巻き上げられ、その激しさを物語ります。
衝突した乗用車は、衝突のはずみで上に持ち上げられ、宙を舞いながら横転。バンパーやライト、積載していた荷物などを散乱させながら2回転し、逆に向きながら止まります。
飛び散った部品は本線の第1走行車線までに広がり、大事故になってしまいました。
わずか10秒のこの衝撃動画には【STOP!居眠り運転】というタイトルがつけられ、打面上には「居眠り運転による事故」だとしています。
投稿によると、高速道路上の運転など動作が少ない環境では、睡眠不足でなくても2時間ごとに眠気がやってくるといいます。
また、一般道路とは異なり、高速道路では景色が大きく変わらず単調であることや、信号もなく停止や発進のような動きが少ないこと、長時間密閉された空間であるために、車内の二酸化炭素濃度が高まることなどが、眠気を招くという見方もあります。
いっぽう、例えば時速80kmで走行している場合、秒速になおすと「22.22m」。およそ電車1両分以上の距離になります。
ふと眠くなって5秒でも目を瞑ると、111mも走行。電車5両分も進んでしまうとなると、その危険性が理解できます。
NEXCOは「運転中に眠くなったら、カフェインをとって10分から20分間仮眠すると効果的です」とし、居眠り運転をしないよう、呼びかけています。
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眠気を感じた場合、結局のところSA/PAなどに入って寝てしまうのが一番ですが、運転中にできる眠気対策にはさまざまな方法があります。
例えば、NEXCOの呼びかけのようにカフェイン入りのコーヒーやエナジードリンクなどを飲むほか、ガムを噛んだり、スルメや昆布などの硬いものを食べるのも有効です。
もし手元にそういったものがなければ、運転の妨げにならない程度に好きな音楽をかけたり、歌ってテンションを上げることもいいでしょう。
窓を全開にしたり、冷房をキンキンに冷やすなども良い対策になります。
自分にあった眠気対策を見つけるとともに、睡眠不足や疲れた状態でクルマに乗らないようにしましょう。
























































