トヨタ「“新”ハリアー」登場! 高級感スゴい「全身“黒すぎ”仕様」で超カッコいい! 大人気「“スタイリッシュ”クーペSUV」の定番モデル熟成で次期型にも期待!
現行「ハリアー」を上質で艶やかな印象に高めた特別仕様車も登場
現行モデルである4代目は、2020年6月に登場しています。
都会派SUVの道を邁進しつつ、「心に響く感性価値」が追求された4代目は、鋭いエッジの効いたヘッドライトや、流麗なボディラインなど、さらにスタイリッシュで先進的なエクステリアへと進化。
インテリアも、乗馬の鞍を思わせるセンターコンソールや調光パノラマルーフを採用するなど、高い質感を備えています。

走行性能も、前述の通りRAV4と共通の最新「GA-K」プラットフォームによって、高い質感のドライビングフィールを実現。
パワートレインは、2リッターガソリン、2.5リッターハイブリッドが用意され、2022年には2.5リッタープラグインハイブリッド(PHEV)モデルも追加となりました。
PHEVは高い静粛性と優れた燃費で、EV航続距離も約90kmと、ハリアーの世界観をさらに昇華させた仕上がりとなっています。
今年2025年は現行ハリアーの登場から5年目となりますが、2025年6月には一部改良モデルが登場しました。
装備面では、人気アイテムのステアリングヒーターやシートヒーター(運転席・助手席)と寒冷地仕様を全グレード標準化。
安全面では、検知範囲を拡張したプリクラッシュセーフティの採用や、車線逸脱抑制機能を備えた「レーンディパーチャーアラート」(LDA)の追加、また「ブラインドスポットモニター」(BSM)に「安心降車アシスト」(SEA)と後方車両への接近警報を追加したり、「プロドライビングアシスト」(PDA)も追加するなどの機能向上が図られています。
加えて、特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」が新設定されたのも大きなニュースです。
上級グレード「Z」「Z“Leather Package”」をベースに、ブラックの専用パーツを外装の随所に盛り込んだもので、高級感ある現行型ハリアーを、さらに上質で艶やかな印象に高めています。
歴代ハリアーのなかでも最新モデルは魅力的に進化しており、さらに「ハリアーらしいハリアー」となっているといえそうです。
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そんな現行ハリアーですが、RAV4が新型に切り替わることが明らかになっているなか、誕生30周年を目前に迎える2026年頃にも次期型ハリアーが発表となるかもしれません。
2025年秋には日本最大の自動車ショー「ジャパンモビリティショー2025」が開催されます。
会場のステージに次期ハリアーを示唆する新型SUVコンセプトが登場するのか、今から大いに期待が高まります。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど












































































