トヨタ「“新”ハリアー」登場! 高級感スゴい「全身“黒すぎ”仕様」で超カッコいい! 大人気「“スタイリッシュ”クーペSUV」の定番モデル熟成で次期型にも期待!

「都会派SUV」という新たなジャンルを切り拓いたトヨタ「ハリアー」は2025年6月に一部改良を実施し、さらに進化しました。2027年で誕生から30周年を迎えるハリアーの歴史とともに、今後の展望について予想してみましょう。

30年近く常に進化し続けてきた「高級クロスオーバーSUV」

 登場から5年目を迎えた現行型のトヨタ「ハリアー」は、2025年6月11日に一部改良を実施しました。

 一方で同じ6月、パワートレインなどを共用する兄弟車の「RAV4」は新型が発表されており、ハリアーの今後も気になるところ。

 まもなくデビュー30周年を迎えるハリアーのこれまでと今後について考えてみましょう。

横一文字のテールランプもカッコいい! 30年余りの歴史を誇る「ハリアー」の進化とは
横一文字のテールランプもカッコいい! 30年余りの歴史を誇る「ハリアー」の進化とは

 ハリアーは、2025年上半期(1月~6月)に月平均で5000台超も売り上げるなど、今もトヨタを代表するモデルです。

 その歴史は、今から30年近く前の1997年12月に始まりました。

 FFセダンの乗用車プラットフォームをベースに、SUVの高い視界とステーションワゴンの積載性・利便性を融合させつつ、鋭角なウェッジシェイプや前傾ホイールフレア、キャビンフォワードのシルエット、高級サルーン並みの乗り心地と静粛性など、何もかも新しい存在でした。

 この初代ハリアーが示した「高級クロスオーバーSUV」というキャラクターは、当時のクロカンSUVの特徴であった無骨さが排除され、他にはない都会的な雰囲気があり、筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)も強いインパクトを覚えた印象があります。

 実際、登場するやいなや、革新的な高級モデルとして広く認知されました。

 さらに北米市場では高級ブランド“レクサス”から「RX」として発売され、爆発的な人気を獲得。この初代の人気が、いまのハリアーの確固たるポジションを気付き上げた礎となったことは間違いありません。

 2代目へとフルモデルチェンジとなったのは2003年。初代モデルのエッセンスを継承しつつ、リアウインドウを強く寝かせた「クーペSUV」スタイルに刷新されます。

 新設計プラットフォームが採用され、乗り心地や静粛性、そしてハンドリング性能に磨きがかけられました。

 インテリアにも、鷹の翼を思わせる2本のメタル調バーなど、ダイナミックな造形を施したインパネデザインを採用。

 また、世界初のプリクラッシュセーフティシステムやインテリジェントAFS(光軸可変ヘッドライト)を採用するなど、強みであった高級感に加えて、高度な安全性を兼ね備えた先進クロスオーバーへと進化しました。

 当初のパワートレインは3リッター V型6気筒と2.4リッター直列4気筒で、それぞれにFFと4WDという設定でしたが、2005年にハイブリッドモデルが追加。見た目の差異はわずかでしたが特別感は高く、人気を集めます。

 安定した売れ行きを示した2代目ハリアーは、その後2013年まで10年に渡って生産されました。

 2013年に登場した3代目では、米国向けにサイズアップを続けるレクサス「RX」とは決別し、全長と全幅を縮小した国内専用モデルへ。

 サイズダウンしたことで取り回し性能が改善し、ボディ四隅の見切りもよくなり、国内市場に適したクロスオーバーSUVとなりました。

 パワートレインは、2.5リッターハイブリッドと2リッターガソリン、2リッター直噴ターボ(2017年追加)の3バリエーション展開。

 エクステリアは、水平基調のプロポーションにガラスウインドウの上下幅を薄くしたクーペSUVフォルムが非常にスタイリッシュでした。

 インテリアも、ステッチ入りソフトパッドや木目調パネル、漆黒センタークラスターなどによって上質感が高く、またパノラミックビューや歩行者検知巻き込み防止など安全技術も多数搭載。

 スポーティかつ都会派クロスオーバーSUV路線を突き進みました。

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