レクサスが「スゴいFRセダン」発表! 481馬力のV8エンジン×超高性能ブレーキ搭載! ベース車より“約100万円”高額な「IS クライマックスエディション」何が違う?

レクサス「IS500」の特別仕様車「Climax Edition(クライマックスエディション)」が登場しました。ベース車とは何が違うのでしょうか。

481馬力のV8エンジン×超高性能ブレーキ搭載!

 2025年6月19日、レクサスISシリーズの頂点に位置づけられる「IS500」の特別仕様車「Climax Edition(クライマックスエディション)」の発売が発表されました。

 国内500台限定という希少性と、自然吸気V型8気筒エンジンという貴重な存在が相まって、クルマ好きの間では早くも話題となっています。

特別仕様車の「IS500 クライマックスエディション」
特別仕様車の「IS500 クライマックスエディション」

 なかでも注目されているのが、単なる装飾追加にとどまらない走行性能の向上と、細部までこだわり抜かれた専用の装備群です。

 発売開始は8月が予定されており、注文状況によっては早期完売も予想されています。

 クライマックスエディションとはどのようなモデルなのでしょうか。

 IS500は、レクサスが展開するミドルサイズFRスポーツセダンの中でも、特に走行性能に重点を置いた「F SPORT Performance」グレードとして設定。

 最大の特徴は、レクサスとしては珍しい5リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載している点にあります。

 電子制御8速ATと後輪駆動を組み合わせた構成で、アクセル操作に忠実な加速感と、エモーショナルなサウンドを両立。単なるラグジュアリーセダンではなく、ドライバーの感性を刺激する官能的なパッケージが特徴です。

 そのIS500をベースに、さらなる魅力を付加したのが今回のクライマックスエディションです。

 クライマックスエディションは見た目にも通常モデルと異なる要素を多数備えています。

 専用のBBS製マットブラック塗装19インチ鍛造ホイールに加え、brembo製フロント対向6ポッドキャリパーや高摩擦ブレーキパッド、直径380mmピラーフィン式ベンチレーテッドディスクブレーキを装備。

 制動性能の向上に加え、足元の引き締め効果も狙ったほか、レッド仕上げのブレーキキャリパーやロゴ入りスカッフプレートも装着され、ディテールにまでこだわりが見られます。

 ボディカラーは特別設定色の「ニュートリノグレー」が新たに加わり、硬質なライトグレーにメタリック感を加えることで未来的なスポーツイメージを表現。「ヒートブルー」や「ラディアントレッド」などのオプションカラーも選択可能で、外観の個性を際立たせます。

 インテリアには、「ブラック×フレアレッド」で構成されたスポーツシートやウルトラスエード製の内装加飾を採用し、視覚的な高揚感を引き立てます。

 専用プレートやスカッフプレート、内外装に統一された赤のアクセントが、量産モデルとの差別化を明確にし、特別な一台としての存在感をアピールします。

 さらに、L字レリーフ付きのアナログクロックには赤の加飾が施され、細部まで統一感ある演出がなされました。

 ステアリングやシフトノブにもディンプル加工が施され、質感と操作感の両立が図られています。

 また、安全装備についてもIS500としての水準を維持しており、「Lexus Safety System+」をはじめとする先進運転支援機能を標準搭載。プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシストなど、日常の運転において安心感を高める装備も充実しています。

 視認性を高める三眼フルLEDヘッドランプや、車両周囲の状況を確認できるパノラミックビューモニターなど、快適性と安全性を両立した内容も魅力のひとつです。

 一方で、パワートレイン自体には変更がなく、最高出力481馬力を発生する5リッターV型8気筒エンジンと8速AT、FRレイアウトは通常モデルと同一です。

 実際の差は、足回りのチューニングやホイール変更など、体感できる部分に集約されているため、スペック表だけでは見えにくい特徴といえます。

 発売発表を受け、SNSでは「V型8気筒最高すぎ!」「スピード調整難しそうなクルマ」「限定だからすぐ売り切れちゃうよな…」といった声も見受けられ、限定車や演出面に惹かれる人が多いようです。

 なお、IS500シリーズ全体でV型8気筒搭載車の行方が注目される中、こうした特別仕様車の登場は終章の演出とも受け取られており、ファンの心理に訴えかける戦略とも読み取れます。

※ ※ ※

 IS クライマックスエディションの価格(消費税込)は950万円と、ベース車よりも約100万円高く設定されています。

 今後V型8気筒モデルが新型車に採用される見通しが立たないなか、このクライマックスエディションは純内燃機スポーツセダンの象徴として、ひとつの節目を刻む存在になりそうです。

 単なる限定車という枠を超え、V型8気筒モデルとしての集大成とも捉えられる仕様であることが、クライマックスエディションの本質といえるかもしれません。

【画像】超カッコいい! これがレクサスの「スゴいFRセダン」です!(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー