ETCカード「挿しっぱなし」絶対“NG”ですよ! 特に「猛暑日」は要注意! ヘタすると「数週間高速に乗れない」可能性も!? やりがちだけど注意したい「明確な理由」とは

ETCカードを車載器に挿しっぱなしにしていると、まずいかもしれません。一体何がまずいのでしょうか。

NGです!「挿しっぱ放置」

 今や多くのクルマに装着されている「ETC」。高速道路などの料金所で窓を開ける必要がなく、減速してゲートをくぐるだけで支払いが完了し、財布が見つからないと慌てる必要もありません。

 その便利さに慣れきって、ETC車載器にETCカードを挿したままにしていませんか。これってひょっとしたら危ないかもしれません。

挿しっぱなしが当たり前の人は「要注意!」[画像はイメージです]
挿しっぱなしが当たり前の人は「要注意!」[画像はイメージです]

 国土交通省の発表によると2025年3月現在、ETCの利用台数は841万台、ETCの利用率は95.3%です。

 この数値は多少のバラツキはあるものの、ETCの利用率は2016年11月以降、90%を切ったことがありません。

 2001年に全国の高速道路で一般利用が開始されてから、いまや装着されていないクルマの方が少ないほど普及した感のあるETC。

 近頃は、新車装着されるクルマもあり、グローブボックスやダッシュボードの運転席下部などに専用のスペースが設けられ、あらかじめビルトインされていることも珍しくなくなりました。

 いっぽうで旧車やネオクラシックカーなど、こだわり派のオーナーのなかには「このクルマが現役の当時はETCなんて存在しなかった」ということで、わざと目につきにくい場所に取り付けて見えないようにしている人も実際にいます。

 その反面、ダッシュボードの下などに貼り付けられ、外から丸見え状態のクルマも少なくありません。

 しかし、ETCカードを本体に挿したままにしてクルマから離れることは、もはや「クレジットカード」をシートやダッシュボードなど、目につきやすい場所に置いてあるのと同じです。

 つまり、非常に無防備な状態であり「いつ車上荒らしに遭ってもおかしくない」状況だといえます。

 防犯対策の観点からも、基本的にはETCカードは抜いておいたほうがよいでしょう。

 また、これからの数ヶ月間は1年でもっとも気温が高い時期となり、多くの地域で猛暑日が予想されます。

 外気温が35度を超えてくるということは、密閉された車内の温度はさらに上昇します。

 ETCカードの耐熱温度は50度前後といわれており、車内の温度は炎天下では70度を超えてくるケースも珍しくありません。

 それほど過酷な状況に、数時間から数日間、放置されたままになり、ETCカードに内蔵されているICチップが不具合を起こしても不思議ではありません。

 最悪の場合、プラスチック素材のETCカード本体が変形を起こし、抜き差しが行えない可能性もあります。

 実際、カードには「本カードは精密機器です。車内など高温下での保管や放置は、カードに変形や故障が生じ、機器の誤動作又は、カードが使用できなくなる原因となりますので、絶対におやめください」とあります。

 ETC車載器が車外から見える・見えないはまた別にして、この時期はETCカードを本体から外し、財布などに入れて持ち歩くようにしてください。

 また、万一ETCカードが盗難されたり、紛失してしまった場合、発見次第すぐにカード会社に電話をして、利用停止にする必要があります。そして警察署などに出向き、遺失物届けを提出しましょう。

 紛失したETCカードは再発行してもらえますが、手数料が掛かるうえ、手配して手元に届くまで10日〜数週間を要します。

 再発行の期間が大型連休や年末年始にあたると、手元に届くまでの日数がさらに延びるので要注意です。

※ ※ ※

 頻繁にETCカードを抜き差ししていると、ときどきカードが認識されないことがあります。

 そのままゲートをくぐるとバーが開かないばかりか、後続車がいる場合は追突される危険性があります。

 万一、ETCカードが認識しない場合は、ICチップの部分を指でこすってから差し込むとかなりの確率で認識します。

 もちろんこれは応急策なので、アルコール消毒液などでクリーニングするほううが効果的です。

 急にETCカードが認識しなくて困っているという場合は1度試してみてください。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

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