約150万円で「5人乗り」! トヨタの「めちゃ安いバン」がスゴい! 全長4.2m級の「手頃すぎサイズ」でめちゃ広い“快適室内”が魅力です! カクカクボディもカッコイイ“THE実用車”「プロボックス」に注目

年々高くなっていく新車価格ですが、今でも1.3リッターで実用的な広さを誇るトヨタの小型車を、約150万円で手に入れることができるのをご存じですか。

安いのに実用的で「サイコー」すぎる!

 軽自動車でも200万円オーバーは当たり前。普通車なら300万円以上出さないと、「新車なんて夢のまた夢」と思っていませんか。

 約150万円で買える1.3リッター車で、しかも「最高に使える」新車がトヨタにありました。

手の届く範囲に「これでもか!」な収納がある「THE実用車」とは!?
手の届く範囲に「これでもか!」な収納がある「THE実用車」とは!?

 そのクルマは、トヨタの小型商用バン「プロボックス」です。

 プロボックスは2002年に登場。2014年にデザイン変更やパワートレイン・プラットフォーム刷新などといった大規模なマイナーチェンジを受け魅力が大幅に上がりました。

 そんなプロボックスは、昨今車両価格の安さで再び注目を集めています。

 国内では数少ないライトバンのひとつであり、近年では商用だけではなく個人ユースのレジャーカーにも使われることの多いプロボックス。乗用車同等の走行感覚や手ごろなサイズ感と、そして手ごろなお値段が、非常に魅力的なクルマです。

 ボディサイズは全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mmで、ホイールベースは2550mmです。

 数値だけ見るとかなりコンパクトなクルマですが、その積載量はさすが商用バン。荷室の長さは2名乗車状態で荷室長1810mm、荷室幅が1420mmと非常に広く、車中泊も余裕でこなせてしまうクルマです。

 使用用途の広いプロボックスの中でも、今回は最廉価グレード「G」に注目していきます。

 Gはプロボックスの中で唯一1.3リッターのガソリンエンジンを搭載するモデルで、ハイブリッドの設定はありません。

 車両本体価格(消費税込み)は152万9000円という驚きの価格。新車価格が高騰している中で、この価格はユーザーにとって非常にありがたいです。

 商用バンの最廉価グレードといえば、装備など何もないのではと思っている人も多いでしょう。

 しかし“プロボックス G”は、そうではありません。必要十分な装備で、ユーザーのカーライフに彩りを与えてくれます。

 ドライバーシートに座ってみると、目の前には営業マンの強い味方となる「インパネテーブル」や「インパネトレイ」、スマホが収まる「マルチホルダー」などの便利アイテムが手の届く範囲に揃います。

 さらに、ワイドフリーラックにキー付きのセンターボックス、1リットルの牛乳パック(コンビニ最強コスパの清涼飲料水もこの形状!)も収まるカップホルダーに小物入れまで、実によく考えられた収納類に驚かされるはずです。

 充電用のUSB端子やアクセサリーコンセント(AC100V/100W)も標準装備。バックモニター内臓の自動防眩インナーミラーや、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」まで、必要とされる装備はすべて入って152万9000円なのです。

 一部内装が素地のままであったり、リアウィンドウが手動のハンドル式だったり、リアシートの表皮が塩ビだったりと、上級グレードに比べれば多少気になる点もあります。

 しかしリアシートを常に畳みっ放しで主に2シーター車として使うユーザーにとっては気になりませんし、シンプルな内装は掃除がしやすくて趣があると考えれば、見え方も変わってくるでしょう。

 そして近年盛んなのが、プロボックスを使ったカスタムです。

 2025年1月に開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」には、約20台ものプロボックスベースのカスタムカーが出展されました。

 特に最近の流行は、車高をアップしてオフロードタイヤを装着したSUV仕様のカスタムです。

 ここに車中泊用のベッドやライトなどを入れて、アウトドアレジャーに出るのが最近のツウなプロボックスの楽しみ方。ルーフキャリアを備えて、積載性もさらにアップさせることもできます。

 ただ、ここまで手を入れてやっても、一般的なミニバンやSUVを買うよりも費用が掛からないというところがプロボックスの大きな魅力なのです。

※ ※ ※

 プロボックスは商用バンとして目にする機会が多いと思いますが、実際に個人の趣味車の基礎としても、高いポテンシャルを持っています。

 安くて実用性の高いプロボックスは、ユーザーそれぞれに合わせたクルマづくりが出来る最高のクルマです。

 さらにもっと予算を抑えたいなら、膨大な数がある中古車という選択肢もありますよ。

【画像】超カッコいい! これがトヨタの「めちゃ安いバン」です! 画像で見る(30枚以上)

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Writer: 赤羽馬

金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。

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