「突然ETCが使えない…」に反響多数! なぜいきなり? ずっと「挿しっぱ」要注意! 理由アンド対策は? 真夏に気をつける点に対する声は
ETCカードを常時車載器に挿しっぱなしという人も少なくありませんが、これにはさまざまなリスクがあることから注意しましょう。これに関してはユーザーからはさまざまな意見が寄せられていますが、一体どのような声が上がっているのでしょうか。
ETCカードの挿しっぱなしには賛否両論!「挿し忘れるリスク」を懸念する人も
ETC車載器にETCカードを挿したままにしていると、いくつかのリスクがあります。
これに関してはユーザーからはさまざまな意見が寄せられていますが、一体どのような声が上がっているのでしょうか。

高速道路においては、ETCレーンを利用することで比較的スムーズに通行できます。
国土交通省のデータによると、2025年4月時点のETC利用台数は1日あたり約834万台、ETC利用率は95.3%にまで上っており、高速道路利用者のほとんどがETCを利用しているといえるでしょう。
そもそもETCはクルマが料金所を通過する際、料金所のアンテナと車載器との間で通行料金の支払いに必要な情報が無線で交信され、自動的に料金の支払いがおこなわれる仕組みです。
もちろんETCカードを挿入していなければ料金の支払いができず、ETCレーンの開閉バーが開きません。
そのためETCカードを常時車載器に挿しっぱなしという人も少なくありませんが、これにはさまざまなリスクがあることから注意しましょう。
まず、ETCカードが熱によって変形・破損してしまうリスクが挙げられます。
JAFが2023年8月28日に実施した「真夏の車内温度」に関するユーザーテストでは、その日の最高気温34度に対して車内温度は48度まで、ダッシュボードにいたっては57.8度まで上昇する結果となりました。
特にETCカードのICチップ部分は熱に弱く動作保証温度は45度~50度前後と言われており、それ以上の温度になると車載器に挿入しても正しく動作しない可能性があります。
なおNEXCO中日本のウェブサイトにおいても、ETCカードの変形・破損について次のように説明しています。
「ETCカードを車載器に差し込んだままにされますと、車内温度などの影響で、カードが変形・使用できなくなる場合があります」
最近の夏は酷暑続きであり、車内に熱で壊れやすいものやモバイルバッテリー、スプレー缶といった熱によって爆発するおそれがあるものなどを置かないことが大切です。





















