トヨタ新「“黒すぎ”プリウス」発表! スポーティな“220馬力”の「高性能モデル」! 黒い“トヨタロゴ”のブラック仕様「ナイトシェード」米国に登場
トヨタのアメリカ法人は2025年6月16日、「プリウス プラグインハイブリッド」の新たな2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
黒すぎるプリウス登場!
トヨタのアメリカ法人は2025年6月16日、「プリウス プラグインハイブリッド」の新たな2026年モデルを発表しました。

プリウス プラグインハイブリッドは、ハイブリッド車(HEV)のパイオニア「プリウス」をベースに、駆動用バッテリーの大容量化と外部充電機能を備えたプラグインハイブリッド車(PHEV)。
現行モデルは2023年に登場したモデルで、高い環境性能に加え、スポーツカーのようなスタイリングが話題を呼び、従来のエコカーイメージを一新しました。搭載される2リッター直列4気筒ガソリンエンジンと2つのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムは、システム全体で220馬力の出力を発揮します。
2026年モデルでは、基本設計に大きな変更はないものの、新グレード「ナイトシェード」の追加が大きなトピックとなります。ナイトシェードは、外装パーツの一部をブラックで統一し、ダークで引き締まった雰囲気を演出したスペシャルグレードです。現地では「クラウン」(日本名:クラウンクロスオーバー)やプリウス(HEV)でも展開され、好評を得ています。
プリウス プラグインハイブリッドのナイトシェードは、19インチホイールやドアハンドル、サイドミラーキャップなどをブラックで統一。トヨタマークやPRIUSエンブレムもブラックとなり、精悍な印象を強めています。
ボディカラーは「ミッドナイトブラックメタリック」「ウィンドチルパール」、そしてPHEVとしては新色となる「カラシ」の3色を設定します。
インテリアはブラックで統一したシックな装いで、スポーティな雰囲気を醸し出しています。装備内容は既存の中間グレード「XSE」に準じており、高い快適性を確保しています。
2026年モデルのグレードおよび価格は、「SE」が3万3775ドル(約490万円)、「XSE」が3万7025ドル(約540万円)、「XSEリミテッド」が4万470ドル(約590万円)、そして新グレードの「ナイトシェード」が3万7795ドル(約550万円)。今夏、トヨタディーラーに入荷予定です。
日本市場でも今年7月にプリウスのPHEVに「ナイトシェード」が特別仕様車として登場しました。日米を通じて共通するのは、プリウスがエコカーという枠にとどまらず、デザインでも選ばれる存在へと進化している点です。ナイトシェードの登場によってそのイメージはさらに強まりそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。






































