「知らないと損!」 真夏の車内“どう快適に?” 「内気循環」と「外気導入」使い分けのコツは? 分かりやすく解説!
猛暑の中でのドライブは、エアコンの使い方一つで快適さが大きく変わります。特に真夏の日差しが強い日には、駐車場から出したばかりの車内は50度近くまで上昇していることも。そこで、快適なドライブのための「内気循環」と「外気導入」の活用法を紹介します。
クルマのエアコン「内気循環」と「外気導入」、適切な使い分け方とは?
夏の暑さが厳しくなるこの季節、ドライブを快適に過ごすためにはエアコンの効果的な使い方が重要です。
特に「内気循環」と「外気導入」の機能は、車内環境を左右する重要な要素ですが、その違いや適切な使い分けについて理解している人は意外と少ないかもしれません。

猛暑の中でのドライブは、エアコンの使い方一つで快適さが大きく変わります。
特に真夏の日差しが強い日には、駐車場から出したばかりの車内は50度近くまで上昇していることも。
このような状況で効率よく車内を冷やすには、まず窓とエアコンを全開にして走行し、ある程度熱気を追い出してから窓を閉めて「エアコン+内気循環」を使用するのが効果的です。
また、比較的外気温の高い雨天時は外気の湿度が高いため、外気導入ではなくエアコンと内気循環を併用すると車内を効率的に冷やすことができます。
しかし、内気循環と外気導入にはそれぞれメリットとデメリットがあり、状況に応じた使い分けが重要です。
そもそもクルマには「内気循環」と「外気導入」という2種類のモードがあります。
これらは状況に応じて手動または自動で切り替えることができ、それぞれ特徴が異なります。
内気循環は、外気の取り入れを抑え、車内の空気を循環させるモードです。
外気をある程度遮断するため、エアコンフィルターでは除去しきれない排気ガスや臭いを防ぎたいときに有効です。
また、車内温度を急速に変えたいときにも効果的で、冷暖房の効率を上げることができます。
一方、外気導入は、その名の通り外の空気を車内に取り入れるモードです。
車内を換気したいときに使用し、新鮮な空気を取り入れることで二酸化炭素濃度の上昇を防ぎます。
また、窓ガラスが曇りにくいというメリットもあります。
主なそれぞれの使い方は以下の通りです。
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●内気循環の使い時
・車内温度を急速に冷やしたり温めたりしたいとき
・トンネル内や渋滞中など、外気が汚れている場所を走行するとき
・大型ディーゼル車の後ろを走行するなど、排気ガスが気になるとき
・花粉やほこりが多い環境で走行するとき
●外気導入の使い時
・車内の換気をしたいとき
・窓ガラスの曇りを取りたいとき(特に冬場)
・長時間のドライブ
・比較的きれいな空気の場所を走行するとき
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切り替え方法は、スイッチ式やスライド式など車種によって異なります。
内気循環のボタンスイッチだけがある場合は、ランプが点灯している時が内気循環モード、消灯している時が外気導入モードです。
「AUTO」エアコンやマニュアルエアコン、製造された年度や車種によっても方式や動作が異なるので、取扱説明書で確認することをおすすめします。





















