マツダ「新型CX-5」初公開! “9年ぶり”全面刷新でどうなる? エンジンは? デザインは!? 新たな「大人気SUV」欧州で正式発表へ
2025年7月1日、マツダの欧州法人は新型「CX-5」の発表を予告し、外装の一部を初公開しました。9年ぶり全面刷新となる新型CX-5はどのようなモデルとなるのでしょうか。
新型CX-5見えた!
マツダのミドルクラスクロスオーバーSUVとして、安定した人気を誇っている「CX-5」。現在は2017年2月に発売を開始した2代目モデルが現行型として販売されていますが、すでに次期型の登場がアナウンスされており、その続報が待たれていました。

現時点では日本での情報はありませんが、なんと海外の複数のマツダ現地法人が2025年7月1日にティザー画像でデザインの一部を初公開し、同年7月10日には正式に世界初公開するとアナウンスしたのです。
ここで公開されたティザー画像は細部のディティールまで確認できるような鮮明なものではありませんが、全体的なスタイルは現行型のCX-5を踏襲したスタイルのように見え、使い勝手や運転感覚が大きく変わってしまうということはなさそうな印象です。
そしてアップの画像が公開されたヘッドライトは、現行型CX-5が2021年11月の改良のタイミングで導入したひとつの灯体に2つのLEDシグネチャーを与えた立体感のあるスタイルは踏襲しつつも、より横長感を感じさせるデザインとなっていることが分かります。
一方のテールランプも、ヘッドライトと同じくLEDシグネチャーが与えられており、ボディ側にひとつ、そしてリアゲート側にひとつ備わることで、より近代的なイメージが与えられていることが確認できました。
またリアバンパー下部のガーニッシュ部分はグロスブラック塗装がなされているようにも見え、バンパーの半分ほどを覆っていてかなりボリューミーなものになっていることも見て取れます。
ボディカラーには新世代のマツダ車の代名詞ともなった、ソウルレッドプレミアムメタリックを思わせる鮮やかなレッドが採用されており、写真だけでは判断できませんが、より深化したソウルレッド系の新色が与えられている可能性もあるかもしれません。
現時点では3枚のみ公開されたティザー画像しか見ることができず、それ以外の具体的な情報は記載されていませんが、SKYACTIV-Xをより進化させた、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンの「SKYACTIV-Z」にマツダ独自のハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを、2027年中に次期CX-5から導入予定と発表しているだけに、当初はストロングハイブリッド以外のパワートレインを搭載して登場することになりそうです。
いずれにしても詳細は7月10日の日本時間午後5時に明らかになるということなので、その時を期待して待ちたいところですね。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。



































































