最新型「”和製”スーパーカー」がスゴイ! トヨタ製「V12エンジン」搭載もアリ!?な「MT×ミッドシップマシン」どんなクルマ? 迫力の4本出しマフラー採用の「ビースト」とは
カスタムメーカー「バリュープログレス」が新型スーパーカー「ビースト」を手掛けました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
バリュープログレスが手掛けた「和製スーパーカー」とは
福島県のカスタムカーメーカー、Value Progress(バリュープログレス)が、2024年7月に完成を発表した「Beast(ビースト)」は、“和製スーパーカー”の名にふさわしい圧倒的な迫力を放つ1台です。
一体どのような特徴があるのでしょうか。

ビーストのボディサイズは全長5030mm×全幅2400mm×全高1100mm(ルーフ高)、スポイラー最上部は1260mm。
低く構えた姿勢とワイドトレッドによるスタイルは、まさしく“野獣”。リアには中央から伸びる極太4本出しマフラーと大型ディフューザーを配し、視線を一気に引きつけます。
エクステリアは“和”を意識した構成。多層構造のエアロや直線を強調するボディパネルは神社や鳥居を連想させる荘厳さをまといつつ、イタリアンレッドにダークグレーとマジョーラを配した配色で情熱と高級感を演出。
縦配置ヘッドライト、30mm延長したボンネット、空力重視のルーフデザインは、スペックと美学の両立を目指すバリュープログレスのこだわりが感じられます。
ホイールサイズはフロント19インチ×10J・リア20インチ×14Jで、265/30R19(前)、345/25R20(後)タイヤを装着。
クラッチには耐久性重視のトリプルプレートを採用。開発担当者の白岩氏は、「スーパーカーに引けを取らない、日本製の夢と誇りを形にしたい」と語っています。
ベースはランボルギーニ「ディアブロ」。ミッドに鎮座するV型12気筒エンジン+6速MTの組み合わせは、ディアブロ譲りの剥き出しのパワーと野性味を感じさせるもので、エクステリアの過激さに違わぬハードコアな走りが期待されます。
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2025年2月の「大阪オートメッセ」では実車披露もされており、独創的な“和製スーパーカー”として注目を集めています。
価格は未定。生産台数も5台限定(反応次第で追加検討との情報あり)とされており、まさに“夢の超一品”となるでしょう。また今後同社では、ディアブロを参考にしたオリジナルフレームと、トヨタ「センチュリー」(2代目)用のV型12気筒エンジンを組み合わせた、新ビースト製作も計画しているようです。
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