334万円! ホンダ新「“3列7人乗り”ミニバン」に注目! 最上級より「100万円以上オトク」なのに「両側パワースライドドア」&キャプテンシートが標準装備! 「ステップワゴン」最安モデルってどんなクルマ?
2025年5月15日にホンダから「ステップワゴン」の新グレードが発売され、注目を集めています。なかでも最安モデルの「AIR」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
最安モデルでも充実した装備が魅力!
2025年5月16日、ホンダは人気ミニバン「ステップワゴン」の一部改良モデルを発売しました。
そのなかでも、家族向けのミドルサイズミニバンとしての魅力はそのままに、購入しやすい価格に金額を抑えた最安グレードについて紹介します。

ステップワゴンは1996年に初代モデルが登場して以来、広い室内空間と使い勝手の良さでファミリー層から支持を集めてきました。
現行の6代目モデルは2022年5月にフルモデルチェンジを行い、シンプルで乗りやすいデザイン、多彩なシートアレンジ、そして広々とした車内空間を特徴としています。
また、「AIR」と「SPADA」という2つの異なる世界観を表現したモデルを設定し、ユーザーのライフスタイルや暮らしのイメージに合わせて選択できるようにしました。
2025年5月の一部改良では、新たに「AIR EX」と「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」の2つのグレードが追加されました。
AIR EXは、AIRの使い勝手やシンプルさを維持しつつ、全席で充電が可能なUSBチャージャー、列ごとに快適な温度を設定できるトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー、2列目オットマンなど、より快適で利便性の高い装備を搭載しています。
一方、SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONは、SPADAの最高級グレードである「SPADA PREMIUM LINE」の質感をさらに高めたモデルで、ブラッククロームメッキ加飾のフロントグリルガーニッシュやロアーガーニッシュ、サイドシルガーニッシュ、テールゲートガーニッシュ、専用デザインのアルミホイールなどを採用し、特別感のある洗練されたデザインを実現しています。
新グレードに注目が集まる中、最もシンプルでリーズナブルなAIRも見逃せません。
ボディサイズは全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mm、ホイールベース2890mmで、乗車定員は7名です。
エクステリアは、初代や2代目を彷彿とさせる直線的でシンプルなデザインが特徴です。
ボディカラーはフィヨルドミスト・パール、プラチナホワイト・パール、メテオロイドグレー・メタリック、クリスタルブラック・パール、シーベットブルー・パールの5色が用意されており、クリスタルブラック・パール以外を選択する場合は3万8500円(消費税込、以下同)の追加料金が必要となります。
インテリアは、明るく温かみのあるカラーでリビングのような居心地の良さを追求し、シート表皮にはファブリック素材を使用。
グレーとブラックの2色から選択可能です。
またエントリーモデルながら、両側パワースライドドアや2列目にはキャプテンシートが標準装備されているのも魅力的です。
安全装備として、ミリ波レーダー、単眼カメラ、ソナーセンサーを活用した「Honda SENSING」を採用し、ドライバーの安全運転をサポートします。
パワーユニットは、最大出力150ps、最大トルク203Nmの1.5リッターVTECターボエンジンを搭載し、CVTとの組み合わせによりスムーズな走行性能と優れた燃費性能を実現。
駆動方式はFFのみの設定となり、燃費はWLTCモードで13.2km/Lを記録しています。
なお、AIRの価格は334万8400円で、今回の改良で登場した最上級グレードとなるSPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION(440万6600円)とは100万円以上の価格差があります。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。





























