334万円で買える! ホンダ新「“3列7人/8人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「両側スライドドア」&キャプテンシートが標準装備! “乗り物酔い軽減”の工夫も魅力の「ステップワゴン」最安モデルに注目!
2025年5月16日に一部改良モデルが発売となったホンダ「ステップワゴン」ですが、なかでも最も安価なモデルとは一体どのようなクルマなのでしょうか。
最安モデルでも充実した標準装備
ホンダは2025年5月16日に、ミニバン「ステップワゴン」の一部改良モデルを市場に投入しました。
この改良では、新たなグレード「AIR EX」と「e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」の導入、新色のボディカラーの追加、先進安全装備の機能強化が施されています。
進化したステップワゴンの中で、最も手頃な価格のモデルはどれになるのでしょうか。

ステップワゴンは1996年にデビューし、現行の6代目モデルは2022年5月に登場。
「#素敵な暮らし」をテーマに、7人または8人乗りの3列シートレイアウトを採用し、豊かなミニバンライフを実現するモデルとして開発されました。
モデルは、標準仕様の「AIR」とカスタム仕様の「SPADA」の2系統で構成されています。
2025年5月の改良では、新グレードとしてAIR EXとe:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONが追加されました。
AIR EXはAIRを基盤に快適装備を強化したグレードで、ガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)の両方で展開。
e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONは、17インチアルミホイールやブラックパール塗装のドアミラーカバー、アウタードアハンドルなど、独自の外観デザインが特徴です。
この新グレードの追加で選択肢が広がったステップワゴンですが、最も価格が抑えられたモデルは「AIR(FF)」です。
このモデルは、全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mm、ホイールベース2890mmのボディサイズを持ち、シンプルかつ親しみやすいデザインが魅力。
くわえて新色の「メテオロイドグレー・メタリック」「シーベッドブルー・パール」を含む6色のボディカラーが用意され、外装塗料には耐久性と光沢感が向上したクリア素材が採用されています。
内装はグレーまたはブラックのインテリアカラーを選択でき、乗車定員は7人乗りのみですが、メーカーオプションの「2列目6:4分割ベンチシート」を選択することで8人乗り仕様にすることも可能です。
快適装備は上級グレードのAIR EXに比べシンプルですが、「両側パワースライドドア」、2列目キャプテンシートの両側アームレスト、3列目をフラットな荷室に変形できる「分割床下格納シート」などが標準装備され、エントリーモデルながら使い勝手と快適性を両立しています。
また、乗り物酔いを軽減する工夫も施されています。
車内は開放的な視界と水平基調のデザインにより、視線のブレや姿勢の崩れを抑え、頭の揺れによる酔いを軽減。どの席でも快適に過ごせる空間を目指しています。
さらに、今回の改良でパワースライドドアにリモート操作機能が追加されました。
一方、AIR EXでは、パワーテールゲート、2列目シートオットマン、本革巻ステアリングホイール、運転席・助手席シートヒーター、パドルシフトなどが追加装備されます。
安全面では、「Honda SENSING」を全車標準搭載し、衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールに加え、新たに「急アクセル抑制機能」が追加。
「後退出庫サポート」や「マルチビューカメラシステム」もオプションで選択可能です。
AIR(FF)のパワートレインは、最高出力150PS、最大トルク203Nmの1.5リッターVTECターボエンジンにCVTトランスミッション、FF駆動方式を採用。
燃費はWLTCモードで13.9km/Lを記録しています。
なお、AIR(FF)の価格は334万8400円(消費税込み)です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。