ダイハツ新型「ムーヴ」発表! 11年ぶりの全面刷新で歴代初の「スライドドア」採用! 初代誕生から30年目に大変革、市場投入へ 7代目は135万円から

ムーヴらしい走りを実現する専用チューニングを実施

 新型ムーヴは、プラットフォームに「DNGA」を用いることで高い基本性能を実現しています。

 さらに、ムーヴ専用のチューニングにより、歴代モデルで好評な、きびきびした軽快な走りを継承し、街乗りはもちろん、週末の旅行などの遠出も快適に楽しめるバランスの良い走りを追求しました。

 さらに、ばね、ショックアブソーバーおよびステアリング特性を新型ムーヴ専用にチューニング。ムーヴらしさのひとつである「走る楽しさ」を味わえます。

 また、ピラーの傾斜とヒップポイントの位置を最適化することで、見晴らしがよく運転しやすいドライビングポジションを実現しました。

歴代初のスライドドアを装着した新型「ムーヴ」
歴代初のスライドドアを装着した新型「ムーヴ」

「RS」グレードにはターボエンジンとD-CVTを搭載。余裕のある力強い加速性能を実現したほか、ステップシフトによってリズミカルなエンジン音の変化がリニアな加速感を演出します。

 加えて、15インチタイヤと高性能ショックアブソーバーを採用し、トップモデルらしいさらに上質な乗り心地と高い操縦安定性を確保しました。

 このように、プラットフォームとパワートレインのDNGA化に加え、エンジン制御が改良されたことにより、燃費性能は従来から約10%向上した22.6km/Lを達成しています(WLTCモード・NAモデル)。

 ほかにも、最新の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載し、安心快適なドライブを支援するほか、急アクセル時加速制御システムやブラインドスポットモニターといった後付けも可能なディーラーオプションで安全安心をサポートします。

 使い勝手の良い収納エリアも新型ムーヴの特徴のひとつ。運転席、助手席を中心に手の届く範囲に使い勝手のよい収納アイテムを配置。

そのほか、デッキボードの下にはラゲージアンダーボックスを設定し、ボードを開けたままフックで固定すれば背の高い荷物の積載も可能です(2WDのみ)。

 パッケージングは、1055mmという十分な前後乗員間距離を確保し、後席スペースでもゆとりを感じられる高い居住性を実現。荷物の積み下ろしをスムーズに行える開口部の広さなど、毎日の使い勝手も考慮されました。

 快適なドライブをサポートする機能として、電動パーキングブレーキや運転席・助手席シートヒーターなどを採用。

 オーディオは9インチと6.8インチの2種類のディスプレイオーディオを用意し、ワイヤレス充電機能など多彩なオプションが用意されます。

※ ※ ※

 新型ムーヴの価格(消費税込)は、135万8500円から202万4000円です。

 クルマの進化や安全装備の搭載などで先代から20万円ほど価格は上昇しているものの、それでも135万円からという、ムーヴの特徴である手ごろな価格を実現。

 スライドドアを備えた軽乗用車では最廉価となっています。

 また、量販グレードのX(2WD)でも、ユーザーが車両の購入を考える際のひとつの基準である150万円を切る価格とするなど、軽の定番モデルとしてコストパフォーマンスの高さにもこだわりました。

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Writer: くるまのニュース編集部

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