レクサスが新「ドライビングシミュレーター」世界初公開! リアルな動きを再現!? 非日常ドライブを身近な場所で体験できちゃう!?

スーパー耐久の富士24時間レースの現場でレクサスは、ディーラーショールームに設置する新型ドライビングシミュレーターを世界初公開しました。

レクサス車のシートとステアリングを採用した本格派シミュレーター

 レクサスは、ディーラーショールームに設置する新型ドライビングシミュレーターを開発しました。

 実際のレクサス車の走行感覚をより忠実に再現し、ユーザーがショールームでテストコースさながらの走行体験ができる画期的なシステムとなっています。

 なおスーパー耐久の富士24時間レースの現場で世界初公開されました。

物凄くリアルなシミュレーターとは
物凄くリアルなシミュレーターとは

 新開発されたドライビングシミュレーターの最大の特徴は、実車さながらの臨場感です。

 シミュレーターに採用されているシートは、実際のレクサス車に搭載されているものと同じデザイン。

 黒を基調とした高級感あふれるシートは、エルゴノミクス(人間工学)に基づいた設計で、長時間のドライビングでも疲れにくい形状となっています。

「より、レクサスの車に近い運転感覚が実現する」とレクサス事業企画部の横濱拓哉部長が強調するように、シミュレーターはただ見た目だけでなく、走行感覚までもリアルに再現することにこだわっています。

 シミュレーターの見た目にもこだわっており、「LBX」で体現された「鏡餅コンセプト」を取り入れている他、「LM」の内装に採用された矢羽根をアレンジしたフロア材を採用するなど細かな部分にもまでこだわりが。

ハンドルは本物のレクサス車
ハンドルは本物のレクサス車

 また搭載されているソフトウェアも特筆すべき点です。

「普段走れない下山のテストコースを走っていただき、『こういうとこで鍛えてるんだ』っていうことを、シミュレーターを通して体感いただきたい」と横濱部長。

 実際のテストコースデータを元にプログラムされたコースを走行することで、レクサス車の開発段階で行われる厳しいテストの一端を体験できます。そのほか、富士スピードウェイや海外のサーキットも収録。しています。

 取り扱い車種には「LBX MORIZO RR」や「NX」「RX」などが用意されており、それぞれの車種特性を感じ取ることが可能です。また今後も増えていくとのこと。

 シミュレーターの技術的特長として、リアルな動きを再現するモーション機能では、シミュレーターは前後左右の動きを再現。これにより、加速時の押し出される感覚や、コーナリング時の遠心力などを体感でき、実車に近い挙動を体感できるシステムとなっています。

 また「リアルなドライバー視野を再現」するために、シート前方には大型モニターが設置され、高精細な映像で運転時の視界を忠実に映し出します。

 横濱部長は「プロドライバーなどにも入っていただきながら、よりレクサスの車に近い運転が実現するものに仕上げています」と語りるようにシミュレーターの開発にはプロの目線から細かなフィードバックを得ることで、よりリアルな走行感覚を実現しました。

 実際に運転している様子を見ると、操作者は真剣な表情でステアリングを握り、大型スクリーンに映し出されるコースを走行。

 リアルタイムで変化する映像と、それに連動するシミュレーターの動きにより、まるで実車を運転しているかのような没入感を味わえます。

※ ※ ※

 このシミュレーターは単なる販促ツールではなく、レクサスがクルマづくりに込める情熱や技術力をユーザーに伝えるための重要な接点となります。

 横濱部長は「実際に乗ってみたらどうなんだろうっていうことを、試乗だけじゃなくてショールームでも体感いただくことでレクサスのブランド価値を伝えたい」と語っていました。

 今後、このシミュレーターはレクサスディーラーに設置されることが検討されていますが、まずは様々なイベント会場などで体感出来るようです。

【画像】これが凄い「シミュレーター」です(7枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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