運転中に「青いイカ」や「光るカメ」が出現!? 見慣れない「謎の警告灯」はどんな意味? 知らずに走り続けるのはNG!
クルマのメーターに表示される警告灯や表示灯には様々な種類があり、中には「青いイカ」や「光るカメ」のような表示も存在します。一体どのような意味を表しているのでしょうか。
愛車のメーターに「青いイカ」や「光るカメ」が出現!?
クルマのメーターに表示される警告灯や表示灯には、様々な種類があります。
基本的に赤い表示は「危険」を、黄色い表示は「注意」を、緑色の表示は「安全」を意味するものです。
しかし、どちらの色にも属さない「青いイカ」のような表示を見たことがあるでしょう。
この青いイカは、一体どのような意味を表しているのでしょうか。

結論から言うと、この青いイカの表示は「ハイビーム表示灯」。
ヘッドライトが上向き点灯していることを表す表示灯です。
先述した3つの色でいうと緑色に該当する安全な表示であり、緊急で何らかの対処を必要とするものではありません。
最近のクルマは「オートハイビーム」といって、前方にクルマがいないときは自動的にハイビームが点灯し、対向車のヘッドライトなどが検知された場合には自動的にロービームに切り替わる機能が備わっています。
昔は手動で切り替えなければハイビームになることはありませんでしたが、最近のクルマは上記の機能が搭載されたことにより、運転中にハイビーム表示灯を目にする機会が増えました。
対向車がいる状況でもハイビーム表示灯がついている場合は、まぶしさ防止のため、ロービームに切り替えましょう。
また、青いイカのほかにも、「黄色く光るカメ」のような警告灯も存在します。
この黄色いカメは、「出力制限表示灯」と呼ばれる、電気自動車やハイブリッドカーにある警告灯の1つです。
意味は、駆動用バッテリーの残量が少なくなっている、もしくはバッテリーが異常な温度になっている、ということで、電池の消耗を抑えるために速度に制限がかかることを示しています。
先述したように、黄色い表示ということは「注意」を表し、やや緊急性の高い警告灯に分類されるものです。
出力制限表示灯が表示されたときは、一般道を走行中であれば安全な場所に停車、高速道路を走行中であれば速度を80km/h以下に落として次のパーキングエリアやサービスエリアで停車し、パワースイッチをONにした状態のまま、表示が消えるのを待ちましょう。
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このように、青いイカの表示は「ハイビーム表示灯」という、ヘッドライトが上向き点灯していることを表す表示灯であることを解説しました。
また、黄色く光るカメの警告灯である「出力制限表示灯」というものも存在し、これはやや緊急性の高い内容となっています。
メーターに表示される警告灯や表示灯は、クルマの進化とともに変化していますので、常に最新の情報を把握し、安全な走行を意識するようにしましょう。
ヤレヤレ、イカで批判されたから今度はオニギリ?いやはやセンスが無いな。
おやおや、オニギリ呼称を批判されたら、今度はひっそりと従来のイカ呼称に差し替えですか。全フレーズの入れ替えとはご苦労様ですね。