最新型「”和製”スーパーカー」!? トヨタ製「V12エンジン」搭載もアリ!?な「MT×ミッドシップマシン」! 4本出しマフラー&左右8連テールライトもスゴイ「ビースト」とは
2025年7月の開催が発表された「オートメッセin愛知」。「大阪オートメッセ」の流れをくむ本イベントでは、さまざまなカスタムカーの展示が予想されます。2月に行われた同イベントでは、バリュープログレスが“和製スーパーカー”「ビースト」を出展していました。どのようなモデルなのでしょうか。
“和製スーパーカー”称する「ビースト」とは?
2025年7月26日から27日にかけ、愛知県常滑市でイベント「オートメッセin愛知」が開催されます。同イベントは「大阪オートメッセ」のDNAを受け継ぐカスタムカーイベントで、大阪オートメッセ同様に多くの出展車両が公開される予定です。
2月に行われた同イベントでは、バリュープログレスが“和製スーパーカー”「ビースト」を出展し、多くの来場者の注目を集めていました。

バリュープログレスは「和製スーパーカーを作りたい」という思いから、1999年に設立されたカーショップ。福島県田村市を本拠地にカスタムカーの製造などを手掛けています。
同社のビーストは、大阪オートメッセで初展示されたカスタムカーです。
ベースになっているのは、ランボルギーニが1990年から2001年にかけて製造したスーパーカー「ディアブロ」。その独特なデザインとレッドのカラーリングで、会場でも大きな注目を浴びていました。
ボディサイズは全長5030mm×全幅2400mm×全高1100mm(ルーフ部)、スポイラー最上部までの高さは1260mm。また、ボディカラーはイタリアンレッドを基本としつつ、アクセントとしてダークグレーやマジョーラカラーを使用しました。
エクステリアは、アグレッシブ過ぎる迫力を持った凄まじいデザインに仕上げています。
鱗のように積み重なったようなボディパネルや、8連テールライト、中央に集められた4本出しマフラー、巨大なリアウィングが装備され、ディアブロの面影はありません。
これらルーフデザインは空力を考慮しているそうで、大きなダウンフォースを発生させながら、エンジンルームに空気を送り込んでくれます。
パワートレインは、ベース車同様にV型12気筒エンジンをミッドに配置。マニュアルトランスミッションと組み合わされています。
インテリアはまだベース車両の状態ですが、最終的には内装もオリジナル仕様に仕上げる予定だそうです。また自走も可能で、公道走行も目指しているそうです。
大阪オートメッセで出展した際、ブースのスタッフに話を聞くと「オーダーさえあれば、要相談で提供していきたいと思っています。具体的には5件ほど注文があれば……」と語っていました。
また今後同社では、ディアブロを参考にしたオリジナルフレームと、トヨタ「センチュリー」(2代目)用のV型12気筒エンジンを組み合わせた、新ビースト製作も計画しているようです。今後の展開にも期待がかかります。
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