新型はすでに先行受注で半年分! ホンダが軽快感と先進性を追求した「フォルツァ」をフルモデルチェンジ
ホンダは、軽二輪スクーター新型「フォルツァ」に新設計のフレームやライダーのアクセル操作を補助するシステムなどを採用し、7月20日に発売します。
高速域での快適性と低速域での軽快性を両立
ホンダは、軽量・コンパクトな新設計のフレームに、力強い出力特性と優れた燃費性能を両立した、単気筒250ccエンジンを搭載する軽二輪スクーター「フォルツァ」をフルモデルチェンジし、7月20日(金)に発売します。
フォルツァは、精悍なスタイリングとスポーティーな運動性能が魅力のシティーコミューターとして2000年に初代モデルを発売して以来、幅広い層に支持されているモデルです。
新型「フォルツァ」の注力しているユーザー層や車両の注目点などについてホンダ広報部に聞きました。
―――新型「フォルツァ」は、どのようなライフスタイルのユーザー層をターゲットとしていますか?
都市部で小回りが利き、機動力のある取り回し易いサイズの利便性が高いスクーターであることから、市街地から高速道路を使用しての通勤や、ツーリングを趣味とする30代~50代の男性を中心としたユーザーです。
―――今回のフルモデルチェンジで1番の注目点は?
注目点は、軽量・コンパクトを実現させながら、低回転域の扱いやすさと低フリクション技術で優れた燃費性能を両立させたエンジンを、剛性としなやかさを併せ持つ新設計のフレームに搭載しました。
また、Hondaのスクーターとしては初採用の、走行状況に応じトルク出力を制御するHondaセレクタブル トルク コントロールと、140mmの可動範囲で、無段階で調整可能な電動式可動スクリーンを装備しています。
―――新型「フォルツァ」の発売は7月ですが、ユーザーからの反応や受注状況は?
2018年大阪・東京モーターサイクルショーにジャパンプレミアとして出展し、会場では大型FUNモデル同様の注目度と人気を博しました。
発売日は7月20日ですが、現在先行で計画台数3000台/年に対し約半数の受注を頂いており今後さらに台数が伸長すると推測します。
※ ※ ※
新型「フォルツァ」は、“安心・快適な高速走行性能のさらなる進化に、街中での扱いやすい軽快さをプラス”を開発のキーワードに定め、さらに総合性能の向上を図っています。
スタイリングは、歴代フォルツァのイメージを受け継ぎ、軽快感と先進性を強調するデザインに一新させています。フロント回りは俊敏さと上質感を表現したスタイリングに、LEDヘッドライトを組み合わせています。リア回りは、後端部に配置され奥行きのあるデザインを施したLEDテールランプに向かって、ダイナミックに流れるデザインとすることで軽快感を表現しています。
足回りには、従来モデルに対しサイズアップを図った新デザインのアルミ製ホイールと、ブレーキング時の安心感を高めるABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を装備しています。また、フルフェイスヘルメットを2個積載できるラゲッジスペースや、便利にエンジン始動ができるHonda SMART Keyシステムを採用し、シティーコミューターとしての充実した装備と優れた利便性を実現しています。
新型「フォルツァ」の価格は、64万6920円(消費税込)、販売計画台数は国内年間3000台です。
【了】