トヨタ新型「セリカ」まもなく登場? 「ミッドシップ×高性能4WD」採用? 「GRセリカ」や「セリカ」で商標登録済み!? 20年ぶり復活の「新モデル」JMS2025での登場に期待
2025年秋に行われるモーターショー「ジャパンモビリティショー2025」ではさまざまなクルマが展示されることでしょう。その際、トヨタブースに展示されることが期待されるのが“新型「セリカ」”です。
復活の新型「セリカ」登場なるか
2025年10月30日から11月9日にかけ、「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」が開催されます。2023年に行われた同イベントでも多くのクルマが展示されました。
ジャパンモビリティショー2025でもさまざまなクルマが展示されると思われますが、トヨタブースに展示されることが期待されるのが“新型「セリカ」”です。

ジャパンモビリティショーは、これまで日本で行われてきた「東京モーターショー」の後継イベントとして2023年にスタートしました。来場者数は111万2000人を記録しています。
一方、トヨタ「セリカ」は1970年に登場したクーペ。日本におけるスペシャリティカーの先駆け的な存在として、若者を中心に人気を集めました。
さらにWRC(世界ラリー選手権)のベース車としても使用されるなど、モータースポーツ分野での活躍でも知られています。その名残といえるのが、トヨタのスポーツカー「スープラ」。同車はもともとセリカの派生モデルとして誕生したスポーツカーでした。
その後、セリカは2006年の7代目モデルを持って生産終了しましたが、近年、復活の噂がたびたび出ていました。
そんな中、2024年11月に行われた「ラリージャパン2024」のスペシャルトークショーで、中嶋裕樹副社長が「セリカ、やっちゃいます」と発言。
さらに、ブラジルの知的財産権を管轄する「ブラジル産業財産庁」で、「GRセリカ(GR CELICA)」という商標が出願されたことが判明。また、2025年4月には日本の特許庁でも新しい「セリカ」の商標が登録されるなど、復活への機運は着実に高まっています。
どのような車両として復活するかは、まだまだ想像の域は出ません。ただファンの反応を見ていると、やはりスペシャリティカーやWRCといったイメージも踏まえて、高性能な4WDクーペを求める人が多いように思えます。
また、ミッドシップ化の噂も流れてきており、どのようなクルマとなるのか注目が集まっています。
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2026年で生産停止から20年となるセリカ。逆に言えば2026年に販売を開始した場合「20年ぶりの復活」を大きく打ち出せます。
そうであれば、世界的な注目が集まる「ジャパンモビリティショー2025」は大きなアピールポイントなはずです。新型セリカ自体や、市場の反応を探るため、セリカを思わせるようなコンセプトカーが展示される可能性はあるかもしれません。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。









































