日産「新“巨大”商用バン」がスゴイ! 最大級のカクカクボディ&迫力顔の「4トン級マシン」! ホイールベースは4215mm! 価格は約760万円! 独国の「インタースターe」とは
日産のドイツ法人は2025年4月7日、フル電動のLCV(ライト・コマーシャル・ビークル=商用車)「インタースターe」に従来の87kWhバッテリー搭載モデルに加えて、新たな40kWhバッテリー搭載モデルを新たに追加したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
日産の迫力顔「商用バン」
日産のドイツ法人は2025年4月7日、フル電動のLCV(ライト・コマーシャル・ビークル=商用車)「インタースターe」に従来の87kWhバッテリー搭載モデルに加えて、40kWhバッテリー搭載モデルを新たに追加したと発表しました。

インタースターは、日産が欧州向けに展開するLCVシリーズの大型モデル(車両総重量4トンクラス、普通自動車免許で運転可)。
ボディタイプは豊富で、最大のものは全長6310mm×全幅2222mm×全高2756mm、ホイールベース4215mmとなります。
その巨体を引き立てるかのようにフロントデザインは、水平基調の大型フロントグリルを採用。大型トランスポーターならではの屈強な雰囲気を引き立てています。
パワートレインは2リッターディーゼルまたはモーターの2種類を設定しており、後者のモーターを搭載する電気自動車(EV)がインタースターeとなります。今回、インタースターeのエントリーモデルとして新たに設定された40kWhモデルは、最高出力130馬力(96kW)、最大トルク300Nmを発生し、航続距離175km(WLTP準拠)、価格は4万7380ユーロ(約760万円)からとなります。
一方、従来から設定の87kWhモデルは最高出力143馬力(105kW)、最大トルク300Nm、航続距離460km(WLTP準拠)。30分で走行距離252km分の充電に対応する急速充電機能を備えています。価格は5万3380ユーロ(約860万円)からです。
インタースターeは主に市街地でのルート走行を想定して開発されており、今回バッテリーのラインナップを大小2種類にしたことで、業務の特性に応じて選べるようになり、EVのさらなる普及につながると期待されています。
リースは月487ユーロ(約8万円)から。バッテリーには最大16万km8年間の保証が適用されます。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。













































