“軽自動車”より安い!? “100万円以下”の高級外車「ポルシェ」どんなモデル? 走りが楽しい「“格安”SUV&スポーツカー」カイエンとボクスターとは
かつて“いつかはポルシェ”と憧れたスポーツカーが、今や100万円以下で手に入ることをご存じでしょうか。新車の軽自動車よりも安く乗れる、夢のような中古ポルシェの世界を紹介します。
高級SUVが“軽自動車の半額”で手に入る衝撃
クルマの価格が上昇し、手ごろな新車が少なくなった今、かつては高価だった輸入車を中古で狙うという選択肢に注目が集まっています。なかでもBMW「1シリーズ」は、100万円以下という現実的な予算で、今や希少となったコンパクトFRを味わえる存在です。

“いつかはポルシェ”。かつてそう憧れた高級スポーツカーメーカーの車も、中古車市場に目を向ければ驚きのプライスで並んでいます。
新車時には約600万円から、上級モデルでは1400万円近くもしたモデルが、今や車両本体価格”100万円以下”で手に入るのです。
昨今、新車の軽自動車、特にスーパーハイトワゴンでは200万円を超えるグレードもある時代。その半額以下で、圧倒的なブランド力と走行性能、そしてポルシェのエンブレムを手に入れられるとなれば、検討しない手はありません。
今回は、そんな“反則級のコスパ”を誇る100万円以下のポルシェを2台厳選して紹介します。
まず1台目は、現実的かつ圧倒的なお買い得感を誇る「カイエン(初代後期・957型)」です。
2007年から2010年頃のこのモデルは、新車時価格が「カイエンS」で約927万円、上位の「カイエンターボ」に至っては約1398万円もする超高級SUVでした。
しかし直近の中古車市場の掲載例では、車両本体で100万円を切る個体が見つかることもあります。
特に「カイエンS」以上のグレードを選べば、昨今のダウンサイジングターボとは一線を画す大排気量V8エンジンの重厚なトルクと咆哮を堪能でき、新車時から比べれば大幅な価格破壊が起きていると言えます。
さらに、100万円以下の個体であっても、サンルーフやレザー内装、ボーズ(BOSE)サウンドシステムといった当時の高級装備が装着されていることもあり、所有満足度は極めて高いと言えるでしょう。
続いて2台目は、憧れのオープンカー「ボクスター(初代・986型)」です。
特におすすめなのは、エンジンが2.5リッターから2.7リッターへと拡大され、動力性能に余裕が増した1999年後半以降(日本仕様)のモデルです。
当時の新車価格は約610万円から770万円ほどでしたが、直近の中古車市場の掲載例では、車両本体100万円以下で狙える個体もあります。
この車の最大の魅力は、エンジンを背負う”ミッドシップレイアウト(MR)”というスーパーカーの文法で作られている点です。これが100万円以下から検討できるというのは、奇跡的と言っても過言ではありません。
電動ソフトトップを開ければ非日常の世界が広がり、低い着座位置から響く水平対向6気筒(フラットシックス)のサウンドは、現行の4気筒モデルにはない”ポルシェの原点”を感じさせてくれます。
年式は古くとも、ポルシェのエンブレムとオープンボディの組み合わせは、街中で圧倒的な存在感を放つでしょう。
もちろん、100万円以下でこれだけの車が手に入る背景には理由があります。”車両価格は軽以下でも、維持費は高級車”という覚悟は必要です。
購入前には整備記録簿の有無や、メーターパネルの警告灯、特にカイエンであれば(装着車の場合)エアサスペンションの動作、ボクスターであれば幌の状態などを入念にチェックすることが不可欠です。
しかし、ステアリング左側のキーシリンダーを回してエンジンを目覚めさせる儀式や、その走りの質感は、100万円で買える他のどの車でも味わえません。
”ポルシェのある生活”への入場チケットとして、これらの中古モデルは非常に賢い選択肢と言えるのではないでしょうか。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



















































