スズキ「新スイフト“SUV”!?」初公開! “車高”高めた4WD仕様「オールグリップFX」に反響多数! 黒感強調×ベージュの「クロスオーバーモデル」蘭国に登場し話題に
スズキのオランダ法人は2025年4月17日、コンパクトハッチバック「スイフト」のクロスオーバーモデル「スイフト オールグリップFX」を発表。このクルマについて、日本国内でも様々な反響が集まっています。
「スイフトSUV」に反響多数!
スズキのオランダ法人は2025年4月17日、コンパクトハッチバック「スイフト」のクロスオーバーモデル「スイフト オールグリップFX」を発表しました。
このクルマについて、日本国内でも様々な反響が集まっています。

スイフトはスズキが世界戦略車として展開するコンパクトカー。“欧州仕込み”の走行性能とリーズナブルな価格設定で、幅広い層から支持を得ています。初代モデルは2004年にデビュー。現行モデルは2023年に登場した4代目です。
ボディサイズは全長3860mm×全幅1695mm×全高1500-1525mm、ホイールベース2450mm。
パワートレインには、最高出力82馬力、最大トルク108Nmを出力するZ12E型エンジンを搭載したガソリンモデルか、そのZ12E型エンジンと最高出力3.1馬力、最大トルク60Nmを出力するモーターを組み合わせたハイブリッドモデルの2つを用意しています。
トランスミッションはCVTと一部グレードに5MTを、駆動方式は2WDと4WDをそれぞれ用意しています。
今回発表されたスイフト オールグリップFXは、スイフトでもオフロード走行が楽しめるよう、オランダ法人がカスタムを加えたものです。オールグリップという名称は「4WD」を表し、FXは「Fun(楽しさ)」と「eXplorer(探検者)」という意味があります。
エクステリアには、高光沢ブラックホイールやブラックのSUZUKIエンブレム、リアバンパープロテクター、 Tralert製のLEDライトバー、Thule製のルーフラックを装備。ホイールアーチは黒で塗装し、タフ感を高めています。
インテリアは、ALL GRIPロゴをあしらったブラック&グレーのレザーシート、ゴム製のマットを採用した防水仕様となっています。
大きく変更したのは足回りです。4WDシステムは特殊な高粘度オイルを封入したビスカスカップリングという機構を使用したパッシブオンデマンド型。通常時は前輪で走行しますが、スリップを検知すると自動で後輪に駆動力が分配されます。
さらに通常のスイフトより32mm高く設定し、オールシーズンタイヤ(195/55R16)を装着。これによって悪路走破性が高まっています。
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すっかりコンパクトSUVらしい姿になった「スイフト オールグリップFX」。市販化の予定などは未定ではありますが、その姿に心引かれるユーザーは少なくない様子。「スイフトSUVいいな~」「差別化の為にも出した方が売れる」「これは買う価値あるな」といった声が出ていました。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。














































































