トヨタが「新型“ワゴンSUV”」を世界初公開! 全長4.8mサイズに「めちゃ広ッ」ラゲッジ&精悍“タフデザイン”採用し日本投入も! 380馬力の“高性能4WD”の「新型bZ Woodland」発表
トヨタは新型「bZ Woodland」を世界初公開しました。日本には2026年春頃の投入を予定しているといいます。
新たな「bZ」モデルが登場 ワゴン型ボディ×タフデザイン採用
トヨタは2025年5月15日、新型SUV「bZ Woodland」を北米で世界初公開しました。
新たな名前が付けられたbZ Woodlandとは、どのようなモデルなのでしょうか。

新型bZ Woodlandは、北米市場で主要となるSUVをカバーするモデルだといい、米国でBEV市場の成長が想定されるため、商品力強化のために投入されます。
ボディサイズ(開発目標値)は全長4830mm×全幅1860mm×全高1620mm、ホイールベース2850mmで、先行して発売されているBEVの「bZ4X」に対し全長・全高を延長したことで、荷室部分などを拡大しました。
パワートレインは2WDとAWD(4WD)で異なっており、2WDモデルは224馬力(165kW)、AWDモデルは380馬力(280kW)を発揮。
これに総電力量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、高効率化したeAxleの採用により、航続距離は約260マイル(約420km・北米EPAモードの開発目標値)を確保しました。
バッテリーには急速充電前にバッテリー温度を最適に調整する「バッテリープレコンディショニング」を搭載。マイナス10度の冷間時、急速充電時間を30分を目標に開発しているとのことです。
AWDモデルでは、進化した制御システムの採用により、前後の駆動力配分の自由度が拡大し、アウトドアにおける優れた走行性能を実現しました。
エクステリアは、ステーションワゴンらしいスタイリングにブラックのホイールアーチモール、ルーフレールを備え、頑丈なスタイリングをまとっています。ルーフレールは、70kgのルーフ荷重に対応し、スポーツギアや長尺物の積載が可能です。
インテリアはbZ4Xと同様のデザインを採用。扱いやすいセンターコンソールや14インチのインフォテインメントディスプレイを備えたインパネなど、最新のデジタル機器の操作性を追求しています。
ラゲッジスペースは30立方フィート(600リットル)の大容量を確保し、40:60分割の後席と合わせ、十分なスペースを確保しました。
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このほかの詳細情報は、2025年5月19日から21日の3日間にトヨタの北米事業部Toyota Motor North America(TMNA)が開催するイベントで正式に発表される予定です。
なお、日本においても「bZ4X Touring」として2026年春頃に発売するとしています。
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