ヤマハ「AUGUR」がスゴイ! 天候で色が変わる!?斬新“スターライト”&トラコン搭載! 台湾のハイテク「フラッグシップスクーター」とは
2022年12月に発売された台湾ヤマハのインテリジェントフラッグシップモデル「AUGUR」。155ccクラスのスクーターとして人気を集めています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
台湾ヤマハのフラッグシップスクーター「AUGUR」
2025年に登場したヤマハ「NMAX155 ABS」が、注文が殺到しわずか数日で受注停止になりました。155ccという特徴的な排気量を持つ同モデルですが、台湾ヤマハにも同じ155ccクラスのスクーターがあります。
インテリジェントフラッグシップモデルとして2022年12月に発売された、「AUGUR」です。発売後わずか3ヶ月で4000台以上の予約注文が殺到するほど、高い支持を得ています。

2023年3月には「Dawn White」エディションが発表され、より細緻な視覚体験を目指したスペシャルカラーを追加。2024年にも「Dynamic」をコンセプトに、新たなカラーリングを加えたモデルが発表されました。
外観デザインは、なめらかな流線型シルエットと、特徴的なスターポジションライトにより、新しいテクノロジーイメージを体現しています。ランプは異なる照明条件で色合いが変わる特性を持ち、高度な光技術を体感できます。
ハンドル周りは、4.3インチのTFTスマートメーターを搭載し、明るい色彩と高い視読性を実現。「Y-Connect」による、スマートフォンとの接続により、通話やメッセージ表示などの便利機能も有し、実用性にも優れています。
足回りは、前後13インチのアルミホイールに、フロントはテレスコピックフォーク、リアはツインショックアブソーバーを採用しています。ブレーキはフロント267mmディスク(ツインピストンキャリパー)、リア230mmディスクを装備し、ABSも標準装備されています。
さらに、コーナーリング時に自動照明を効果的に制御する「Y-LLAステアリングアシストヘッドライト」や、気象に対応し発光色を切り替える「Y-AU可変色温ヘッドライト」取り入れているのも特徴です。
パワーユニットについては、水冷4V BLUE CORE VVAエンジンを搭載。トラクションコントロールシステムとスマートモータージェネレーターを組み合わせ、スムーズで力強い走りを実現。
燃料性能はテスト値で43.9km/L、燃料タンク容量は6.1Lと、毎日の使用でも経済的な仕様です。
カラーバリエーションは、「スカイブルー」「ミッドナイトブラック」「スターチタニウム」「ドーンホワイト」の4色展開です。
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現時点で日本導入の予定はありませんが、AUGURの斬新なデザインと充実した装備は、日本市場でも大きな注目を集めることは間違いないでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

























