マツダ「すごいロードスター」数分で完売!? 特別な「ソウルレッド×電動ルーフ」採用した“25周年記念車”に大注目! 最後の「NC型」に設定された“超プレミアム仕様”とは!
マツダ「ロードスター」には、節目ごとに「周年記念車」が登場していますが、2014年に限定発売された「25周年記念車」も魅力的な1台でした。
マツダ「すごいロードスター」数分で完売!?
マツダのオープンカー「ロードスター」は、日本はもちろん海外にもファンの多い名車です。初代は1989年に発売され、36年目の現在は4代目モデルを展開しています。
そんなロードスターには、これまでに節目ごとに「周年記念車」が登場しており、直近では2024年に「35周年記念車」を発売。
しかし一方で、10年前の2014年に限定発売された「25周年記念車」も、非常に魅力的な1台でした。

ロードスター25周年記念車の販売台数は、限定1000台。
限定車で1000台と聞くと「多い」と感じますが、これは「世界で1000台」となっており、日本国内に割り振られた台数はわずか25台。
そのため、予約開始からたった数分で受付終了になりました。
この25周年記念車のベースとなったのは、当時現行だった3代目「NC型」で、電動ルーフ「リトラクタブルハードトップ」を装備した「RS RHT」グレードの6速MTモデル。
当時マツダは25周年記念モデルについて、「ロードスターがお客さまとともに共有してきた25年分のFunを集約させた」と説明しており、クルマの内外全てに手を加えたこだわりのモデルに仕上がっていました。
そんな25周年記念車の特徴として挙げられるのが、NC型としては唯一採用された「ソウルレッドプレミアムメタリック」のボディカラー。
現在では“マツダの象徴”ともいえるカラーリングで、当時は国内の一部工場しか塗装できなかったため、25周年記念モデルを製造する際には塗装可能な工場まで車体を輸送したといいます。
また、ルーフにブリリアントブラックを採用。フロントピラーとドアミラーも同じカラーで統一されており、シックな雰囲気を高めています。
一方、インテリアは手塗りの装飾パネルを備えた、高級感のある仕上がりが魅力。ドアトリムやシートにはオフホワイトを用いることで、カラーリングにアクセントを生み出していました。
さらに25周年記念車は、エンジン周りにも手が加えられています。
例えば、ピストンやコネクションロッド、フライホイールといった回転系部品はベストバランスを求めて見直されており、厳選したパーツを使用することで、レスポンス、伸び、吹き上がり、音質のクオリティアップを実現。
「ライトウエイトスポーツの楽しさ」が一層味わえる走行性能に仕上がっていました。
このように、随所にこだわりを詰め込んだ25周年記念車は、生産台数が少なかったことや、NC型では最後の特別仕様車ということもあり、先述のように瞬時に完売。
現在ではコレクター垂涎のレアな1台となっています。
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