トヨタ「新型カローラクロス」初公開! 精悍「GRヤリス風バンパー」×専用“スポーツサス”採用! 高性能4WDに走りの「スポーツモード」も搭載の「GR SPORT」欧州で登場
トヨタの欧州法人は大幅刷新を実施した新型「カローラクロス」を発表しました。新たに「GR SPORT」が追加されています。
専用チューニングの「GR SPORT」登場
トヨタの欧州法人は2025年5月8日、大幅刷新を実施した新型「カローラクロス」を発表しました。
新たに「GR SPORT」グレードも追加されています。

カローラシリーズは1966年に登場後、トヨタのみならず日本を代表する乗用車として長らく展開されています。
カローラクロスは2020年7月に追加されたシリーズ初のコンパクトSUVです。当時販売していた「C-HR」や「RAV4」の中間モデルに位置するモデルとして、扱いやすいサイズに広い室内とラゲッジを特徴としています。
当初はタイで発表されましたが、翌年の2021年9月からは日本でも販売開始し、さらに欧州地域やアフリカでも展開するなど、世界戦略モデルのひとつとなっています。
今回登場した新型は現行型の大幅マイナーチェンジモデルで、デザインの一新に加え、新たな電子制御4WDの採用、新グレードの設定が図られています。
エクステリアでは、フロントフェイスに新しいハニカムデザインのグリルを採用。グリル上部にはシグネチャーランプを配し、新デザインのヘッドライトと合わせて、一文字で点灯することで、精悍で上質な印象としています。
リアもテールランプを変更するとともに、ナンバーポケット上部の「Collora CROSS」ロゴは刻印タイプを用い、個性的なデザインを実現しました。
インテリアではシフトノブ周辺の変更のほか、コンソールの大型化、ワイヤレス充電の最適化などを実施し、使い勝手を向上。メーターも12.3インチの大型液晶を採用し、視認性も高められています。
パワートレインは最新の第5世代「THS」を採用。140psを発揮する1.8リッターガソリンハイブリッドの「ハイブリッド140」、197psを発揮する2リッターガソリンハイブリッド「ハイブリッド200」の2タイプを用意します。
駆動方式は2WDに加えて4WDも用意しますが、マイナーチェンジでは雪道での安定性と操縦性を向上させる新開発の「スノー エクストラモード」を初搭載しました。リアモーターの駆動を制御し、安定した走行が可能になっています。
先進機能では、最新の第3世代「トヨタ セーフティ センス」に加え、OTA機能を追加した高度な運転支援機能「トヨタ T-Mate」を採用しました。
今回ラインナップに追加されたGR SPORTグレードは、スポーティな内外装の装備に加え、走行性能の強化などを図っています。
エクステリアでは、3ドアスポーツハッチバック「GRヤリス」にも類似するアグレッシブな大開口のロアグリルを持つ専用バンパーのほか、切削加工を施した専用19インチホイールを装着。
トヨタのエンブレムは専用ブラック品を備え、エクステリアカラーも「ストームグレー」を設定するなど、高い走行性能を予感させる精悍な外装を実現しました。
インテリアもスエード調素材「ブランノーブ」を用いたコンビシートを装着し、さらにGRロゴやレッドステッチを施すことで、特別感とスポーティな印象を与えています。
走行性能では、専用サスペンションにより10mmローダウンを図ったほか、パワーステアリングの専用チューニング、パドルシフトの採用でスポーティな走行を実現します。
走行モードには専用の「スポーツモード」を設定。エンジンやブレーキを制御し、スムーズでスポーティな加減速が可能となっています。
大幅刷新を行った新型カローラクロスは、今夏に欧州各地で発売の予定で、GR SPORTについては今秋の発売を予定しています。
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