スズキ「新型コンパクトSUV」発表! 全長4.2mの“ちょうどいいサイズ”&「高性能4WD」採用! “日本展開もある”タフ顔モデル「イービターラ」独国に登場へ
スズキのドイツ法人は2025年4月14日、今夏より市場投入予定のフル電動コンパクトSUV「e VITARA(イービターラ)」の詳細を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
タフ顔の新型コンパクトSUV!
スズキのドイツ法人は2025年4月14日、今夏より市場投入予定のフル電動コンパクトSUV「e VITARA(イービターラ)」の詳細を発表しました。

ビターラは、1988年にデビューした日本名「エスクード」をルーツとするコンパクトSUVです。現行モデルは2015年に登場。ハンガリーで生産され、世界戦略車として欧州やASEAN地域などで販売されています。
そのビターラとは異なり、新開発のBEV専用プラットフォーム「HEARTECT-e」を採用するのがイービターラです。
スズキ初の量産型BEV(バッテリー電気自動車)となるイービターラは、インドで生産され、今夏頃から欧州、インド、日本など世界各国で順次販売を開始する予定です。
「Emotional Versatile Cruiser(エモーショナル バーサタイル クルーザー)」をコンセプトに掲げ、BEVならではの先進性とSUVらしい力強さを兼ね備えたデザインとしています。ボディサイズは全長4275mm×全幅1800mm×全高1635mm、ホイールベース2700mm、最低地上高180mmです。
パワートレインは、モーターとインバーターが一体化された「eAxle(イーアクスル)」をフロントに搭載するFWD(前輪駆動)と、フロント・リアそれぞれに搭載する4WDの2種類が設定されます。
最高出力・最大トルクは、FWDが174馬力・193Nm、4WDが183馬力・307Nm。航続距離は、FWDが428km、4WDが401kmとなっています
ドイツ市場では、装備内容が異なる3つのグレード(Club、Comfort、Comfort+)で展開されます。
ベーシックグレードのClubに対し、Comfortではバッテリー容量が49kWhから61kWhに拡大されるほか、フロントシートやステアリング、アウターミラーにヒーター機能が追加され、後席用エアベントも備わります。
さらに上位のComfort+では、タイヤ&ホイールサイズが18インチから19インチへと拡大されるほか、ガラスルーフ、シートの電動調整機能、8スピーカー+サブウーファーによるプレミアムサラウンドシステム、ワイヤレス充電、フォグランプ、360度カメラなどが追加装備されます。
ボディカラーはツートーン仕様を含む全11色。価格は未定です。
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