もはや “走る高級ホテル”!? 「冷蔵庫・シャンパングラス付き」のクルマがあるってマジ!? 5000万円越えの最新「贅沢モデル」とは
高級車のなかでも冷蔵庫やシャンパングラスが付いているような最新の特別なモデルとはどのようなモデルなのでしょうか。冷えたシャンパンと専用グラス、そして冷蔵庫まで完備してる「走る高級ホテル」のようなクルマが存在します。本記事では、その驚きの世界をご紹介します。
豪華すぎる…超高級車の世界
高級車のなかでも冷蔵庫やシャンパングラスが付いているような最新の特別なモデルとはどのようなモデルなのでしょうか。冷えたシャンパンと専用グラス、そして冷蔵庫まで完備してる「走る高級ホテル」のようなクルマが存在します。本記事では、その驚きの世界をご紹介します。

映画や海外ドラマなどで、経営者や政治家などの富裕層が乗っている高級車をイメージしてみてください。ラグジュアリーなゆったりしたシートに、シャンパングラスや後部座席専用の冷蔵庫が付いているクルマを思い浮かべるのではないでしょうか。
日本には存在しないのではと思う方もいますが、まさに「動く高級ホテル」と呼ぶにふさわしいクルマは、国内にも存在しています。
このようなクルマは、国賓やVIPの移動時にも配慮された“もてなし空間”としても活用されます。最高級のレザーやウッドトリム、手作業で仕上げられた刺繍など、細かい部分にもこだわられている車ばかりです。
果たして、このような高級車の特別仕様車は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
日本限定30台!メルセデス・マイバッハ Sクラスの特別仕様車に注目
2024年6月に登場したのが、メルセデスベンツ・マイバッハSクラスの特別仕様車「Mercedes-Maybach S 580 Night Edition」です。
日本市場限定30台という超貴重な特別仕様車で、圧倒的な存在感とラグジュアリーさを兼ね備えた1台。このモデルの最大の特徴は専用のツートンカラーの採用と、全身に散りばめられた「ダークシャドウグロス」の特別パーツです。
ボンネットマスコットやマイバッハグリルをはじめ、ドアミラーカバーなど細部に至るまでブラックアウトされたパーツが採用され、これまでにない重厚感とスポーティさを演出しています。
また、ヘッドライトにはローズゴールドのピンストライプ、アルミホイールにはマイバッハパターンが刻まれるなど、細かな意匠にもこだわりが詰め込まれています。
このラグジュアリーさは、外観だけにとどまらず、内装でも特別感が満載です。シートやアームレストなどにディープホワイトを、ダッシュボードやハンドル周りなどにブラックパールを基調とした専用カラーを採用しました。高級感のあるカラーや素材により落ち着きと格別な高級感があります。
さらに後席には左右独立シート、格納式テーブル、クーリングボックス、シャンパングラスなど、まるで高級ホテルのスイートルームのような贅沢な装備ばかりです。
加えて、シートの振動も加わり立体音響を満喫できるBurmesterハイエンド4Dサラウンドサウンドシステムが標準装備されています。まるでコンサートホールのような臨場感あふれるサウンド体験が、移動時間を極上のひとときへと変えてくれるでしょう。
特別仕様車であるナイトエディションは、メーカー希望小売価格が4400万円(税込)です。

無敵ともいえるロールス・ロイス カリナン・シリーズ II ブラック・バッジ
高級車の象徴的存在のひとつが「ロールス・ロイス」ですが、同社としては初めてとなるSUVモデルが「カリナン」です。
カリナンは2018年に発表。どんな環境で走っても「マジック・カーペット・ライド」と呼ばれる、魔法のじゅうたんのような快適な乗り心地を提供するクルマです。
そんなカリナンが、2024年8月に「シリーズII」を発表。
エクステリアは、まず日中も点灯するデイタイム・ランニング・ライトのデザインが特徴的です。都会のライトアップされた摩天楼からインスピレーションを得たとのことで、垂直性があり、ひと目見たときにこのクルマがカリナン シリーズ2であることを容易に認識できるデザインとなっています。
その下にはシンプルで特徴あるラインと鮮明なエッジが、クリーンで頑丈な印象を与えます。
バンパーラインはデイタイム・ランニング・ライトからクルマの中心に向かって浅い「V」を描き、スポーツヨットの船首のような鋭さがあり、さらにその下にある外向きの吸気口には、正面からクルマを見たときに車高が低く見えるという視覚効果が。
カリナンで初導入の23インチ・ホイールも特徴的で、部分的にポリッシュ仕上げにするか、全面をポリッシュ仕上げにするか選べます。
インテリアは、まず助手席の前に設置されたイルミネーテッド・フェイシア・パネルが特徴。レーザーで7000ものドットが表面加工され、Cullinanの文字とグラフィックが光で浮き上がります。
パネルの隣にはアナログ時計がついた、ロールス・ロイスブランド初採用のはめ込み式ケースがあるのも特徴的。「グレー・ステンド・アッシュ」という木目材が導入され、「プレースド・パーフォレーション」という穴あきレザーや、「デュアリティ・ツイル」という竹から作られたレーヨン生地を採用することで、さらにデザイン性を高めています。
そしてその「カリナン シリーズII」にも、さらに贅沢にドレスアップさせた「ブラック・バッジ」が展開されます。「速い」、「快適」、「贅沢」という要素がそろったモデルで、極めて贅沢なSUVといえます。2024年11月には国内初の特別展示が開催され、注目を集めました。
このブラックバッジの特別感は至る所にあります。
例えば、ボンネットに存在するマスコットの「スピリット・オブ・エクスタシー」です。一目で、ロールス・ロイスのクルマだとわかり、さらに、4層にもわたる塗料から光沢感のあるブラックへの仕上げで特別な1台であることを証明しています。
さらに、ウィンドウの外周やドアハンドルといったアクセントにもブラックを採用し、全体的にダークトーンの指し色やパーツにて重厚感を持たせ、洗練されたデザインです。
内装も、エアコン吹き出し口やクロックキャビネットなどがブラック調に統一されています。なお、シートには、天然の竹素材を使用し、220万針以上のステッチによってロールス・ロイスのマークが施されました。
オーナーがハンドルを握ることが多いカリナンシリーズですが、オプションではシャンパングラス用のクーラーもつけられ、後部座席に座る場合でも高級ホテルさながらの空間を作り出します。
カリナン シリーズ2 ブラックバッジの販売価格(消費税込み)は5415万4040円からとなっています。
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冷蔵庫やシャンパングラスが付いたモデルは、まさに非日常を味わえる空間。日本でも入手可能なモデルはありつつ、一部は幻のような希少車です。そんな贅沢な世界を知ることで、クルマの価値観が一気に広がるかもしれません。
TSUMUJI Writing Studio(FUKU)
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