トヨタ新「FFセダン」発表! 斬新「サメ顔」&豪華“まっ白”内装がカッコイイ! スポーティな“黒仕様”の「カムリ URBAN CONCEPT」中国で登場
2025年4月23日より開幕した上海モーターショー2025にて、トヨタはラージセダン「カムリ」をカスタムしたモデル「URBAN CONCEPT」をお披露目しました。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ新「FFセダン」登場!
2025年4月23日より開幕した上海モーターショー2025にて、トヨタはラージセダン「カムリ」の新たなカスタムモデル「URBAN CONCEPT」をお披露目しました。

1980年に「セリカカムリ」として誕生したカムリは、2023年11月に10度目・6年ぶりのフルモデルチェンジを果たしました。プラットフォームは先代同様に「GA-K」となる一方、日本では販売されない海外専売車種です。
中国ではA25A-FXS型2.5リッター直列4気筒直噴エンジンとM20A-FXS型2.0リッター直列4気筒直噴エンジンの2つをハイブリッド用として揃え、これに加えてM20A-FKS型2.0リッター直列4気筒直噴エンジンを搭載する純ガソリンモデルの計3種類で展開されています。
基本的なシルエットは先代のキャリーオーバーとなりますが、フロントマスクは最新の「ハンマーヘッド」形状を取り入れたり、テールライトが「コの字」形になっていたりと、多くの点で刷新されています。
また、細かい点ではリアウィンドウからCピラーにかけて羽上げられたラインがより長くなっており、視覚的により余裕のあるデザインに見えるように仕立て上げられています。全体的なフォルムはロー&ワイドなままであり、フォーマルさとスポーティさの両方を兼ね備えた新世代のカムリとなります。
そんな中、トヨタは2025年4月23日より開幕した上海モーターショー2025にてカスタムカー「URBAN CONCEPT」シリーズを公開、その一環として「カムリ URBAN CONCEPT」がお披露目されました。
URBAN CONCEPTは、既存のトヨタ車に都会派でスポーティなテイストを加えるオリジナルの内外装を施したシリーズとなります。
現行モデルのカムリは歴代モデルの中でもかなりスポーティ寄りなデザインですが、カムリ URBAN CONCEPTではフロントグリルの下部やリアディフューザー、ドアミラーをブラックにすることで通常モデルとは異なる印象を演出しています。
ホイールにはURBAN CONCEPT共通のマルチスポークホイールを採用しており、赤く染められたブレーキキャリパーと合わせて気持ち高ぶるスポーティな印象を醸し出す仕様です。薄めなゴールドのボディカラー、光沢ブラック仕上げのホイールと合わせて上品かつスタイリッシュに仕上げています。
内装では中国で人気の高い白を基調としたカラーリングで、ブラックの木目調パネルやローズゴールドの加飾と合わせて唯一無二の雰囲気を醸し出します。ステアリングも白色になっていますが、盤面のスイッチ類は黒のままにしておくことで美的センスと使い勝手の良さの両方を兼ね備えている設計となります。
細かいところではアクセルやブレーキのペダル類にアルミのスポーツペダルを採用、足元でもスポーティな印象は欠かしません。
カムリ URBAN CONCEPTが実際に市販化されるかは不明ですが、上海モーターショー2025のプレス発表の場では実際に寄せられた消費者の意見に耳を傾け、今後の商品への参考とするとしています。
中国ではじわじわとクルマのカスタムが流行りを見せつつあり、メーカー自身がさまざまなカスタムパーツ・モデルを提案することも珍しくはありません。広汽トヨタが製造・販売するカムリは月間2万台近くを販売しており、不動の人気車種です。
現行モデルへのフルモデルチェンジで若返りが図られましたが、今回のURBAN CONCEPTではより趣味性を高めたスタイリングをなっており、カムリにとっての新たな顧客層の開拓が期待されます。
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