「“新種”のオービス」各地で増殖中に“賛否両論”!「もっと捕まえるべき巨悪いるだろ」「ただの反則金集め…」の声! 一方で「そもそもスピード違反が悪だわ」とも!? “神出鬼没”な最新「取締システム」の正体

現在、全国の道路から古いタイプの大型オービスが次々と姿を消す一方で、「新種のオービス」と呼ばれる最新機器が急速にその数を増やしており、これまでの交通取り締まりの常識を根底から覆しつつあります。

「“新種”のオービス」各地で増殖中に“賛否両論”!

 クルマを運転する際に、速度超過を自動で取り締まる装置「オービス」を気にするドライバーは少なからず存在します。

 これまでオービスといえば、幹線道路や高速道路の頭上にどっしりと構える、巨大な固定式のカメラを思い浮かべるのが一般的でした。

 しかし現在、全国の道路から古いタイプの大型オービスが次々と姿を消す一方で、「新種のオービス」と呼ばれる最新機器が急速にその数を増やしており、これまでの交通取り締まりの常識を根底から覆しつつあります。

 いま各地で急増している新種のオービスの代表格が、「移動式オービス」と呼ばれる非常にコンパクトな装置です。

 三脚の上に小さな箱型のカメラを載せただけのシンプルな形状をしており、わずか1名から2名の警察官がいれば持ち運べて、数十分で設営が完了します。

 さらに、違反車両をその場で停止させて切符を切るためのスペースを確保する必要がなく、後日にクルマの所有者へ違反通知が送られる仕組みを採用しています。

「“新種”のオービス」各地で増殖中に“賛否両論”![撮影:オービスガイド]
「“新種”のオービス」各地で増殖中に“賛否両論”![撮影:オービスガイド]

 そのため、これまで取り締まりが物理的に不可能だった通学路や住宅街の細い抜け道など、あらゆる場所が取り締まりのポイントに変わるのです。

 中には特殊なレーダー波を用いた機器も導入されており、市販の旧型レーダー探知機では全く反応せずに通過してしまうという事態も報告されています。

 さらに、高速道路を中心として「半固定式オービス」という新たな形態も導入が進んでいます。

 これは、路線上にオービス本体を格納するための金網のケージや土台だけを複数設置しておき、非常に高価なカメラ本体はその拠点をランダムに移動させるという画期的なシステムです。

 ドライバーからはケージの中に中身が入っているのか空っぽなのかが瞬時には判別できず、結果として複数のポイントすべてで速度を落とさざるを得なくなるため、限られた予算と機器の数でも広範囲にわたる速度抑制効果を生み出す手法として、注目を集めています。

 こうした新兵器による取り締まりの強化に対し、SNSをはじめとしたインターネット上では様々な反響が巻き起こっており、賛否が分かれる形となっています。

 まず肯定的な意見としては、「通学路の抜け道で猛スピードを出すクルマが減って本当に助かる」といった近隣住民からの切実な安堵の声や、「そもそもスピード違反をする方が悪いのだから最新機器でどんどん捕まえてほしい」という法令順守を強く求める意見が数多く見受けられます。

 また、「取り締まりを行う警察官の負担や危険も減るし事故防止のための税金の使い道として非常に正しい」と、社会全体の安全性向上を期待する前向きなコメントが寄せられています。

 その一方で、取り締まりの在り方に対して疑問を投げかける批判的な声も多く寄せられているのが実状。

 ネット上では、「事故を未然に防ぐためというより、隠れて違反者を待つようなやり方は反則金集めにしか見えない」といった厳しい指摘が目立ちます。

 さらに、「制限速度が実勢のスピードと合っていない」「事故も無く見通しの良い広い道路に設置するのは、ただの罠ではないのか」という不満や、「その場で違反を指摘されず数週間後に通知が来ても、運転の記憶が曖昧で教育的な効果が薄い」「警察にはもっと捕まえるべき巨悪がいるだろう」「大人になってから警察が市民の味方だと思えなくなった」といった、運用方法そのものへの疑問符や高まる不信感も突きつけられています。

 新種のオービスが全国に増殖し、賛否両論の議論を呼んでいる現状は、いつどこで速度を測られているかわからないという強い抑止力としてすでに機能し始めています。

 カメラがある場所だけブレーキを踏んでやり過ごすという昔ながらの手段は、もはや過去のものとなりました。

 神出鬼没な最新の取り締まりに対する最も確実な対策は、周囲の交通状況に気を配りつつ、常日頃から制限速度を守った安全運転を継続することに他なりません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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