新型「コンパクトSUV」発売! 全長3.8mの“ちょうどいいボディ”に「メーカー初の機能」&「日本専用チューニング」採用!斬新デザインのヒョンデ「インスター」の魅力とは?

日本の道路にピッタリの魅力的なパッケージ

 インスターは、ヒョンデが世界市場で展開するEV戦略の重要なモデルとして開発されました。

 2024年6月の釜山モビリティショーで初公開され、欧州や韓国での発売を経て、日本市場への投入が決定しました。

 2025年4月16日には、「ワールド・カー・アワード」の電気自動車部門「ワールド・エレクトリック・ビークル」に選出されるなど、国際的な評価を得ています。

 コンパクトな設計、手頃な価格、優れた走行性能が特徴で、日本の都市環境にぴったりのEVとして期待されています。

全席ほぼフラットに倒れ、マットを敷けば大人2人が寝転ぶこともできる室内空間も魅力
全席ほぼフラットに倒れ、マットを敷けば大人2人が寝転ぶこともできる室内空間も魅力

 ボディサイズは全長3830mm×全幅1610mm×全高1615mm、ホイールベース2580mmで、狭い道路や駐車場でも扱いやすいコンパクトさが魅力です。

 ホイールベースを長めに設計することで、広々とした室内空間を確保しています。

 外観は丸型LEDヘッドランプとピクセル調のデザインが印象的で、親しみやすさとモダンな雰囲気を両立しています。

 コンパクトSUVらしい力強いフォルムに個性的なアクセントが加わり、他車との差別化が図られています。

 ボディカラーは全5色で、若者からファミリーまで幅広い層に訴求します。

 内装はシンプルで機能的なデザインを採用し、10.25インチのデジタルクラスターディスプレイとタッチスクリーン式ナビが直感的な操作を可能にします。

 4人乗り仕様のシートは後席の足元スペースも広く、荷室は通常時280リットル、後席スライドで最大351リットル、後席を倒すとフラットな空間を実現します。

 前席を倒せばさらに大きな荷物を積載できます。

 一部にリサイクル素材を使用し、ヒョンデの環境への配慮も感じられます。

 インスターは「Casual(カジュアル)」「Voyage(ヴォヤージュ)」「Lounge(ラウンジ)」の3グレードを展開しており、2025年4月時点ではラウンジグレードが受注の約7割を占めているようです。

 パワートレインはフロントモーターと床下のリチウムイオン電池で構成されています。

 カジュアルは出力71kW(約97馬力)、トルク147Nm、42kWhバッテリーを搭載し、ヴォヤージュとラウンジは出力85kW(約115馬力)、トルク147Nm、49kWhバッテリーを採用しています。

 WLTCモードでの航続距離は最大458km(49kWh仕様)で、都市部から長距離ドライブまで対応可能です。

 充電はAC200V普通充電とCHAdeMO急速充電に対応しています。

 V2L(Vehicle to Load)機能により、車内外での外部機器への給電も可能です。

 価格は(消費税込み)で284万9000円から357万5000円と、EVとしては手頃な設定です。

※ ※ ※

 インスターは、コンパクトなボディに実用性と先進技術を凝縮したEVです。

 日本市場向けの専用チューニングにより、狭い道路での扱いやすさ、スムーズな運転性、安全性が向上しています。

 航続距離458km、手頃な価格、先進の安全装備、環境配慮の設計、そして日本市場への本気度が感じられる専用チューニングは、都市型EVの新たなスタンダードとなる可能性を秘めていることでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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