トヨタ「カローラクロス」がマイナーチェンジして発売されると言われています。

　すでに一部の販売店では先行受注が開始されているという情報もあるなかで、実際にどのような改良がなされるのでしょうか。

　トヨタ カローラクロスは、2021年9月に登場したクロスオーバーSUVで、カローラシリーズとしては初のSUVモデルとなります。

　全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmという扱いやすいサイズと、ゆとりある車内空間を兼ね備えており、都市部から郊外まで幅広いシーンで高い実用性を発揮してきました。

　パワートレインは1.8Lガソリンエンジンおよび1.8Lハイブリッドが設定され、駆動方式はFFと4WD（E-Four）を用意。

　安全装備としてはToyota Safety Senseを全車標準で備え、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシストなど充実した内容が特徴です。

　最近では、2023年10月に一部改良が実施されました。

　内容としては、ハイブリッド車に新世代システムが採用されたほか、電動パーキングブレーキやブラインドスポットモニターの標準装備化など、安全性と利便性が向上しました。

　そして、直近の改良から約1年半が経過した今、カローラクロスの次なる改良について、ネット上では噂が飛び交っています。

　カローラクロスの改良について、トヨタの販売店では次のように話します。

「カローラクロスは改良モデルを5月上旬に発売すると聞いています。

　変更点は、エクステリアデザインの刷新、ガソリン車の廃止、GR SPORTの設定です。

　フロントまわりのデザインが大きく見直され、クラウンエステートに近いフェイスになるようで、タイ仕様のカローラクロスと同じようなデザインです。

　また、車体前部のバンパー形状が変更される影響で、全長がわずかに短縮されます。

　インテリア面でもアップデートが図られており、とくにシフトノブまわりのデザインが変更され、センターコンソールは従来よりやや大型化される見込みです」

　また、ハイブリッド車に統一されるとのことですが、エンジンやハイブリッドシステムに関しては従来と変更はなく、1.8Lハイブリッドを中心とした構成が維持されるとのことです。

　全体のラインナップがシンプルになると同時に、Zグレードや国内で新設されるGR SPORTグレードといった仕様間の特徴がより明確になると見られています。

　なお、価格に関しては今回の改良による値上げは実施されず、従来の設定を基本的に据え置くかたちになるようです。

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　すでに一部店舗では予約商談が始まっており、より詳しい情報は店舗に出向くと聞けるかもしれません。

　納車に関しては、人気グレードや新たなGR SPORTは長引く可能性もあるとのことです。

　人気のカローラクロスということで、すでに改良モデルに興味を示しているユーザーもいるようです。トヨタの正式発表に注目が集まります。