オジサンも歓喜! 懐かしの「ブルートレイン」が帰ってきた!? 理想の「“撮り鉄”エクスプレス」ルノー「アルカナ」で「昭和なローカル線」を巡ってみた

アルカナの機動力は「撮り鉄」向き!?

 この列車は新金谷駅で折り返して、「川根温泉笹間渡」行きの下りSL列車「かわね路号」となります。

 今回はE34の活躍を追いかけようと考え、アルカナで大井川鐵道 大井川本線沿いを走り、列車の走行シーンを撮影することにしました。当日は3往復のSL列車が走る日だったので、いろいろと撮れそうです。

家山駅そばの家山橋梁を渡るSL列車。オレンジ色の客車は「トーマス号」用で本来の色ではありませんが、それでも様になっていました[Photo:遠藤イヅル]

 SL列車はこのあと新金谷駅~川根温泉笹間渡駅間を往復します。

 桜も満開という素晴らしいシチュエーションの中、SL列車と桜を一緒にフレームインできる家山橋梁、沿線に桜が咲き誇る家山駅~大和田駅間などで、SL・EL列車を撮影。そして最後は、「秘境駅」といわれる「神尾駅」で撮影を行いました。

 神尾駅は、秘境駅の名付け親である牛山隆信氏が主宰する「秘境駅へ行こう!」の2022年ランキングでは93位をマークする、山の谷間に位置するのどかな駅です。

 神尾駅へのアクセス道路はあるものの、駅評価では「人家遠い/鬱蒼とした林の中/大井川の絶景」とあるとおり、近隣の集落からは狭いクネクネ道をそれなりに走る必要があります。

 しかも集落内の道も、すれ違いができないほどに狭いのです。クルマを使っての撮影旅行、とくに地方私鉄沿線では、このように狭い道を行く必要に迫られることも。

 そのため、撮影に使うクルマは機動力の高さが重要なのですが、アルカナは全長4570mm×全幅1820mmという大き過ぎないサイズで、しかも最小回転半径は5.5mに抑えられているため、慣れると狭い道でも持て余すことなくスイスイと運転できました。

 今回は、泥ねい路や砂利道などの悪路に出会うことはほとんどありませんでしたが、200mmもある最低地上高はそんな場面でも安心して走ることができるでしょう。

 ラゲッジルームも、リアシートを使用した状態で480リッターを確保しているため、多人数での撮影というミッションにも対応できます。

日本の道にベストマッチなサイズのルノー「アルカナ」。しかも輸入車では珍しい「フルハイブリッド」だから、ロングドライブでも頼もしい相棒といえます

 撮影をすべて終了し新金谷駅に戻ると、E34はすでにパンタグラフを下ろして駅構内でおやすみ中でした。

 観察しやすいポジションだったので、じっくりとE34を見てみると、青とクリーム色で塗り分ける国鉄直流電機カラー、しかも「特急色」の高い再現性に改めて驚きました。

 機関車の所属を示す区名札、銀色の飾り帯など、細部へのこだわりもスゴすぎる!

 単なる塗り替えではなく、まさに「復元」と呼べるレベルでした。

【画像】超カッコいい! これが俊足クーペSUV「アルカナ E-TECH」です! 画像で見る(30枚以上)

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1件のコメント

  1. 申し訳ないが、ココは「クルマの」サイトだから鉄チャンも結構居るとは思うけど、ちょっとピンと来ない。ライターさんが電車好きなのは書かれて居なくとも良く解るけど、自分は鉄でない事も有り、単にチョーチン記事にしか見えないのは何なんだろう。

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