全長6m! 600万円級の新型「めちゃデカい商用バン」発表! 全高2.8mボディに「革新デザイン」採用! “キャンプ仕様”にピッタリなフィアット「デュカト」マイナーチェンジ実施
ステランティスジャパンはフィアット「デュカト」のマイナーチェンジモデルを発売しました。
フロントフェイスを一新… ロング・ハイルーフを追加へ
ステランティスジャパンは2025年4月3日、フィアットブランドで展開している大型商用バン「デュカト」のマイナーチェンジモデルを発表しました。
同日より発売しています。

デュカトは1981年に登場した大型商用バンです。現行型は2006年デビューの3代目で、フロントエンジン・前輪駆動のFFレイアウトを採用したことによる、広大な荷室空間を実現。
2020年と2021年にはヨーロッパの商用車市場で7割のシェアを獲得するなど、大型商用バンのベストセラーモデルとなっています。
日本では2022年に発売。車中泊やキャンプがブームとなっていたことから、キャンピングカーベース車として需要を見込み、2022年12月に改良型の「Series 8(シリーズエイト)」から正規導入されました。
今回発表されたのは、2024年8月に実施された現行モデル「Series 9(シリーズナイン)」のマイナーチェンジ版で、新デザインの採用やトランスミッションの刷新、先進機能の強化を図っています。
エクステリアは、ボディ同色の新形状のフロントグリル採用により革新的なイメージをもたせたほか、空力効率の向上を実施。さらに、フィアットブランドの新ロゴをあしらっています。
パワートレインは、2.2リッター直列4気筒インタークーラー付きディーゼルターボエンジンを搭載。最高出力180hp、最大トルク450Nmに変化はありませんが、従来の9速ATに代わり、8速ATを新採用しました。
これにより、大型商用バンとして高水準の走行性能と、スムーズなシフトチェンジを実現。さらに欧州参考値でCo2排出量の10%削減を実現したといいます。
先進運転支援では、フロント/リアバンパー、およびボディサイドのモールディングに360度センサーを新たに搭載しました。障害物や狭いスペースを検知し、ドライバーに対して音声と視覚で警告し、障害物からの距離を表示します。
ラインナップは全長と全高が異なる3タイプを用意し、全長5410mm×全幅2100mm×全高2525mmの「L2H2」、全長5995mmのロングモデル「L3H2」、ロングボディに全高2765mmのハイルーフを組み合わせる「L3H3」を設定しています。
マイナーチェンジを行った新型デュカトの価格(消費税込)は、580万円から615万円です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。