1000万円超え!? トヨタの「高級3列SUV」がスゴかった! ド迫力“精悍”ボディ×豪華内装で超カッコいい! スポーティ仕様の「SW4」とは
トヨタがブラジル市場で展開する「SW4」という高級SUVは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
ブラジルで人気の「高級SUV」は現代版「ハイラックスサーフ」!?
トヨタのブラジル法人が販売する3列シートSUV「SW4」が、高級SUVとして人気を博しているようです。
日本では馴染みのないネーミングですが、どのようなクルマなのでしょうか。

2025年モデルとして発表された最新仕様では、環境性能と安全性を強化するとともに、同ブランド初となる長期保証プログラムも導入され、大きな話題を呼んでいます。
SW4は日本では未導入のモデルで、東南アジアなどでは「フォーチュナー(FORTUNER)」の名で展開されているグローバルSUVです。
そのルーツは2005年に登場した初代モデルにあり、現行型は2015年に登場した2代目となります。
同車はトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」のラダーフレームをベースとした、悪路走破性と高耐久性を備えた本格SUVとして世界中で評価されています。
新型SW4は、「ハイラックス」の最上級グレード相当の装備を全車に標準化。ボディサイズは全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mmと、かつて発売されていた本格四輪駆動車「ランドクルーザープラド」(全長4825mm×全幅1885mm×全高1835-1850mm)とほぼ同等のサイズ感です。
エクステリアはメッキ加飾が効果的に使われた精悍なフロントマスクが印象的で、LEDヘッドライトや大型アルミホイールなどを備え、高級感と力強さを兼ね備えたデザインに仕上がっています。
インテリアも上級感のある仕立てで、全グレードにレザー調シート、デジタルエアコン、大型ディスプレイを搭載。7エアバッグや専用オーディオシステムなど快適装備も充実しています。
パワートレインは、最高出力204PS・最大トルク499N・mを発揮する2.8リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。6速MTまたは6速ATと組み合わされ、全グレードで4WD仕様となっています。
さらに先進安全装備「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、悪路だけでなく日常の走行にも高い安全性を提供します。電子制御による走行安定制御機能も多数搭載されています。
2025年モデルでは、ブラジルで2025年1月から施行される新排出ガス規制「Pricinve L8」に対応すべく、エンジンの制御を改良。また、新たにセキュリティ機能も強化され、専用アプリ「トヨタコネクテッドサービス」経由で車両状態や走行距離、トラブル診断、盗難車両の追跡、速度制限アラートなどの管理が可能となっています。
もうひとつの注目ポイントは、新たに採用された「Toyota 10」保証プログラムです。これは、通常の5年保証が終了したあとも、トヨタ正規工場での定期点検を継続することで、最大10年間まで保証が延長される仕組み。顧客の長期保有志向や信頼性を重視した新たなサービス戦略として注目されています。
グレード構成は、2列シート5人乗り仕様が1グレード、3列シート7人乗り仕様が2グレードの計3タイプ。
価格は40万4090レアル(約1071万円)から46万590レアル(約1221万円)と1000万円を超える高価な設定ながら販売は好調で、2024年1月から10月までに1万3937台を販売する実績を記録しています。
“本格派”と“高級感”を兼ね備えたトヨタSW4。
日本市場での導入予定は現時点でないものの、その存在感と完成度の高さから、今後の展開が注目されます。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。