あと2週間だけど…淀川左岸線「万博アクセス」本当に間に合うの?「一部は地上のまま」暫定運用になった新高速の「衝撃の進捗状況」とは
大阪市中心部の新たな高速「東西ルート」となる、阪神高速「淀川左岸線」の工事が続いています。万博の輸送ルートにもなる予定ですが、開通の話が全く聞こえてきません。工事は一体どこまで進んでいるのでしょうか。
工事が順調に進行中
大阪市中心部の新たな高速「東西ルート」となる、阪神高速「淀川左岸線」の工事が続いています。
万博の輸送ルートにもなる予定ですが、開通の話が全く聞こえてきません。工事は一体どこまで進んでいるのでしょうか。

淀川左岸線は、5号湾岸線~新御堂筋~近畿道・第二京阪をつなぐ18.7kmの路線。淀川の南側に沿って、大阪駅前を経由するなど、まさに大阪市中心部の「信号ゼロ」東西ルートとなる予定です。
すでに開通済みなのが北港~海老江(5.6km)です。その先が2期区間として工事中で、いよいよ中心部に入っていき、新御堂筋まで到達する計画です。
さらにその先、門真JCTまでは、淀川から離れ、今度は大深度地下へもぐって、シールドトンネルで東進していきます。
全通すれば、第二京阪や近畿道から臨海部方面へ直結するルートとして、大阪市内の大混雑を避けて「信号ゼロ」となり、他の阪神高速にとってのバイパス路線にもなることが期待されています。
さて、まずは海老江から新御堂筋までつなぐ区間が先行開通される予定です。
「関西・大阪万博」の会場である臨海部の舞洲エリアは、名神や新大阪駅などからのアクセスが破滅的に悪く、バス輸送は必ず大渋滞の市内を通らなければなりません。しかし「淀川左岸線」は、新御堂筋から夢洲の手前まで文字どおり「ノンストップ」を実現します。まさに「万博アクセス道路」なのです。
ところが、開通目標は「2032年度」となっています。万博の開幕は2025年4月13日で、もう2週間しかありません。
どう考えても間に合わなさそうですが、大丈夫なのでしょうか。
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