ヤマハ「丸目レトロ」な新・大型バイク発表! 超パワフルな「3気筒エンジン」搭載&“日本限定”ボディカラー「アイボリー」採用! 新たな「XSR900」2025年モデル登場!
ヤマハは「XSR900 ABS」の装備を充実させた2025年モデルを発表しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
ヤマハ「丸目レトロ」な新・大型バイク発表!
2025年3月13日、ヤマハは大型バイク「XSR900 ABS」の2025年モデルを発表し、4月14日の発売を予告しました。

XSR900は、ヤマハが製造・販売する大型自動二輪車。
日本国内で初登場したのは2016年で、同じくヤマハの大型自動二輪車である「MT-09」と基本構造を共有するものの、サスペンションセッティングやシート位置、ハンドル位置を変更することにより、まったく異なるフィーリングのバイクへと仕上げられています。
そんなXSR900の2025年モデルにおいて今回発表された具体的な変更点としては、5インチTFTディスプレイを搭載したことが挙げられます。これは専用アプリ「Garmin StreetCross」をインストールしたスマートフォンを接続して、ディスプレイ上にナビゲーションを表示することが可能。
また上記のアプリのほか、「Y-Connect(Yamaha Motorcycle Connect)」という専用アプリを使うことで、スマートフォンと車両を接続して走行モードのセッティングを行ったり、様々な情報や画像をディスプレイ上に表示することもできます。
第2の変更点は、出力特性・各種電子デバイスの介入度を選択できる「YRC(ヤマハライドコントロール)」、便利な機能を備えたフラッシャー(ハザードや方向指示器の点滅機能)など、走行支援テクノロジーの搭載です。
そしてフラッシャーの新機能は、二段階フラッシュ機能、エマージェンシーストップシグナル、消し忘れ防止機能の3つ。
二段階フラッシュ機能では、軽く押すと3回点滅し、強く押すと連続点滅する仕様となっています。
また、エマージェンシーストップシグナルでは、急ブレーキを感知した際に前後のハザードを点滅させることによって、通常時には行わない緊急の減速状態にあることを周囲に告知。
消し忘れ防止機能は、フラッシャー点滅開始から15秒以上かつ150m走行すると、フラッシャーを自動キャンセルする機能です。
第3の変更点は、KYB製フルアジャスタブルリアサスペンションを採用したことと、フロントサスペンションの最適化。
そのほか、ハンドル形状の最適化やクッション硬度を変更した新シート、新作ハンドルスイッチ、アジャスター機構付きクラッチレバーの採用によって、快適性・利便性が向上しています。
ボディサイズは、全長2155mm×全幅790mm×全高1160mmで、シート高は815mm。
パワーユニットには、888ccの水冷4ストロークDOHC 4バルブ直列3気筒エンジンを搭載し、最高出力120馬力/10000rpm・最大トルク93Nm/7000rpmを発揮します。
ボディカラーは「ホワイト」と「ブラック」のほか、日本限定色「アイボリー」の全3色から選択可能。
車両価格(消費税込)は、ホワイトとブラックが132万円で、アイボリーが135万3000円。
ただしアイボリーのみ、受注期間が2025年9月30日までとなっているので、欲しい人は早めに最寄りの販売店に相談してみた方が良いでしょう。
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装備が充実し、新たに誕生した2025年型のXSR900 ABS。
スマートフォンとの連携を活かした新機能の追加やサスペンションの最適化、快適性・利便性の向上と、多くの点が進化しており、それでいてパワーユニットについては変更が無いため、従来どおりの痛快な走りを楽しむことが可能です。
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